てらさき雄介の日記
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2009年10月15日(木) 初ポカは総理だった

民主党政権になったとしても、政治家としての思いは変わらない。鳩山政権には大きく期待しているが、今は昔の麻生政権と比べて‘甘い’評価をすることはない。

これは私のスタンスだ。党原理主義の皆様には、どうかご理解頂きたいもの。くどいかもしれないが、真の二大政党制を実現するためには、党内の議論を抑えてはいけない。

さて新政権発足後、もっとも重大な問題が発生した。冗談半分で「最初にポカするのは誰だろう」と言ったりもしていたが、それは何と鳩山由紀夫総理その人だった。

赤字国債の発行に関連して、「マニフェストの一部停止もあり得る」と発言したのだ。「国民の意志が明確になれば」という注釈付きだが、到底許される話ではない。

選挙中に行った無数の演説で「マニフェストが達成出来るかどうかは、初めてのこと故、やってみなければわからない。」と言ってきた。それは政治とは相手のあることだから。

一番関心ある社会保障政策にしても、政権をとったからと言って、民主党単独でガンガン決めていい訳ではない。野党との合意が不可欠な部分もある。また日々起こる社会の変化にも、的確に対応しなくてはならない。

結果としてのマニフェストの変更はあり得る。それは致しかたない。しかしだ。今回の総理発言は違う。まだマニフェスト実現に向けた詳細は明らかになっていないし、議論する国会すら開会されてはいないのだ。

戦って敗れる。また戦って妥協する。それはいい。政治だから。しかし戦う前に逃げることは許されない。赤字国債?そんなやり繰りも出来ないで、あのマニフェストをつくったのか。違うはずだ。

今一度タガを締めなおして欲しい。この政権の存在意義は、長く続けることではない。どれだけ多くのマニフェストを達成出来るか。そこにかかっているのだ。

●今日一日

【午前】
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【午後】
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県社会福祉大会


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