てらさき雄介の日記
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2009年06月18日(木) 目の前のひとり

昨日と同じく障害学生の受け入れについて、愛知県美浜市にある日本福祉大学を視察した。学内横断で設置されている‘障害学生支援センター’を中心に、学校内外で障害学生が直面するバリアを取り除く努力がされている。

山をくり抜いてつくった学校なので、障害学生が移動するのに困難も多いが、色々な工夫がされている結果として、車いすで学内どこでも行けるようになっている。教室の出入口は、すべてがスロープになっている。

校舎が名古屋市内から移転したのは30年程前。この段階で既に様々なバリアフリーの対策が採られていたことは、大学の内容が福祉であることを鑑みても、かなり先進的であり素晴らしい。

約150名の障害学生が通っているのも日本一。学校の設立目的は、あくまで福祉分野の人材育成であるから、つまり障害学生自らが卒業後に福祉の仕事に就いていくことになる。

「最初に障害学生受け入れについて考えたキッカケは」と、昨日の広島大学と同じ質問をした。すると「障害学生が入ってきたから」との答え。今目の前にいる一人のために、何が出来るかを考えるこの精神こそ重要だ。

今事務所に帰ってきたばかりなので、今一度視察内容と結果を整理して、来る一般質問につなげたい。さて明日から6月定例議会がはじまる。防災警察常任委員として初めて質疑に臨む。頑張ろう!

【今日一日】
10:00 日本福祉大学視察/愛知県美浜市
13:00 名古屋駅発新幹線で新横浜駅へ
16:00 事務作業/事務所
19:00 会合(党・他)/相模原
教室はの出入口はスロープ


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