てらさき雄介の日記
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朝イチの飛行機で広島に来た。大学における障害者の受け入れ状況を調査するために、取り組み日本一(全国障害学生支援センターのランクによる)と言われる広島大学を視察するためだ。
学内に設置されたアクセシビリティセンターで、担当者から多くの説明を聞き意見交換したが、当初のイメージを良い意味で大きく上回る、種々の取組みが行われていた。
エレベーターの設置や段差の解消などハード面での整備はもちろん、何よりもひとりひとりに違う障害や生活環境を的確に把握するために、個別の相談に丁寧に応じているのが特徴。
また障害についての知識取得やボランティアの実施を、しっかり単位をとれる科目として認定していることも、全国で珍しい取組みであり希望者が多いことは嬉しくもあった。
さて障害を持っている学生の在籍は約20人。学生と教職員すべてをあわせると15000人。そう障害者施策を考えるとき、その対象者の過多を問題にしてはいけないのだ。
広島大学の取り組みに敬意を表するとともに、全国に向かって蓄積されたノウハウを含む情報を、一層発信して頂くよう期待している。
【今日一日】 8:05 羽田空港発飛行機で広島空港へ 13:00 広島大学視察/東広島市 19:00 友人と懇談/愛知県名古屋市
アクセシビリティセンター 弱視の人などに使いやすいよう色を塗った階段
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