てらさき雄介の日記
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2009年04月04日(土) 動揺しなくていい

「小沢さんの件で、色々大変ですねー」と、色々な場面で言われる。実はそうでもない。地方議員の活動には実際支障が少ないし、何より政権交代の意義は誰が党首でも変わらないからだ。

そう断言すると、時として「首相になる人が誰でもいいはないでしょう」と返ってくる。誰でもいいと言っているのではなく、少なくとも今の首相よりは相応しいのは間違いないし、民主党は元々党首独裁の政党ではない。

つまり誰が首相になっても、それは‘総理’大臣でしかなく、政策をつくり政権を動かすのは政党自身なのだ。それが議院内閣制と大統領制の違いである。この点を抑えておけば、今の事態に動揺することもない。

政官財の癒着は限界に達した。この期に及んで打ち出した経済対策が、いまだに公共事業中心に組み立てられていることは、その費用対効果の視点がないことに唖然とする。

癒着を断ち切る手段のひとつが、企業献金の全面禁止である。当事者である小沢党首自身が言うと、何か逆ギレしている風にも聞こえるが、これを機会として政治資金規正法を改正すべきだ。

私は動揺していない。‘とりあえず’続投というような、わけのわからない表現を党本部はしてほしくない。堂々として欲しい。現場で主権者と接する私たち地方議員や候補者が、一層の力を発揮出来るように。

【今日一日】
終日 私用


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