てらさき雄介の日記
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2009年03月23日(月) 堂々と述べるべき

常任委員会における議案の採決が17日に終わり、ついに相模原の政令市移行に関する意見書採択について、議会全体としての調整が始まった。

相模原選出議員として、多くの機会で発言してきたつもりだが、残念ながら「それは相模原の問題でしょう」という雰囲気は少なからずあった。これは県議選出にあたって、選挙区があるというデメリットだ。

堺や新潟などの政治関係者に話を聞くと、政令市になると市議も行政区単位で選出されるため、全市のことより区のことを訴えるようになる傾向があるそう。同じ轍は踏んで欲しくない。

さて意見書採択の過程で、非常に腹立たしいことがあった。経過について秘密にするつもりはないが、個人に対する批判になるので、詳細が書けないことをお許し頂きたい。

政令市移行は、相模原の将来にとって大きなテーマ。だからこそ賛否の意見が多く出ることを、むしろ嬉しく思っていたし、自分が推進派だからこそ反対の意見は傾聴してきたつもり。

しかし「反対ではない」と言い訳をしながら、移行の邪魔をすることはあってはならない。仮にも政治家であるならば、堂々と議会の場で「反対だ」と言えばいいのだ。

申し訳ない。この日記をご覧の皆様には、わかりにくい表現だったかもしれない。議会には会派がある。それぞれ会派のなかには‘グループ’もあり、選挙区事情による利害関係もある。また‘名誉’や‘権威’なども。

それに翻弄されてしまっている感もあるが、明日の本会議は、まさに相模原と神奈川の将来が懸っている。「意見書が採択されなければ相模原に帰れない」とも、冗談でなく同志と言い合っている。

結果を出さねばならない。

【今日一日】
終日 県庁内にて調整作業
(党県議団会議・他各種会議を断続的に開催)


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