てらさき雄介の日記
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市議時代に実際あった話。橋本駅前の再開発ビルが完成し、その管理を行うため、市出資で第三セクターの会社をつくることになった。
民間でも十分出来る仕事と異議を唱えると、役所からは「専門的な管理ですから」とよくわからない回答が・・・。
その後しばらくの間、関係者入り乱れて議論した結果、「会社に市職員を天下りさせないこと」を条件に、設立自体には賛成することにした。役所も「わかりました」となった。
その後、議会の議決を得て会社が設立され、その役員人事を見て愕然とした。しっかりと役所OBが入っているではないか。すぐに担当を呼んで「どういうことですか!」と文句を言うと、今でも忘れることが出来ない迷言が返ってきた。
「役所から直接その会社に再就職すれば天下りと呼ばれても仕方ないですが、一度退職してしばらく経ってから再就職したので、これは天下りではないし規制は出来ません。」
・・・。!!!。
過去12年間の政治活動で実感したことは、「天下りは役所の本能である」ということ。これは職員個々人の本能ではなく、役所という組織の本能である。
これを止めさせるには、ルールを設定するしかない。公務員が定年後に職に就くこと自体は禁止出来ないが、役所の出資を受けていたり、金銭取引のある企業団体に対しては規制すべきだ。
ここだけ規制すると、天下りはなくなる。企業団体の側からすれば、職員の技術が欲しいわけではなく、役所との媒介としてのコネクションを求めている。役所の仕事と関係ない企業団体からは、そもそも求人が来るはずはない。
行政改革を進めるにあたって、天下りを禁止することは一里塚。まずは県としての天下りを止めさせるよう発言していく。
【今日一日】 8:30 書類作成(後援会)自宅 11:40 打合せ(党)/事務所 12:00 打合せ(政令市)/上溝 13:30 行政相談/富士見 14:00 書類作成/事務所 15:30 挨拶まわり(数軒)/市中部〜南部 19:00 後援会役員会/中央 20:45 明大雄弁部OB議員他と懇談/横浜市西区
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