てらさき雄介の日記
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2009年01月09日(金) 公社である必要は

党県議団1期生の勉強会を、原則月1回開催している。持ちまわりで研究・政策の発表を行うが、本日はの井手拓也議員(藤沢市選出)が担当だった。

テーマは、神奈川県道路公社について。その経営状態をチェックした。結論から言うと、果たして公社として存続させる意味が疑問だ。むしろ県行政の一般施策として道路整備を行った方が、より費用対効果が上がるのではないか。

特に人口減少や環境意識の向上によって、自動車の通行量が減っていく時代に、単に道路を道路としてのみ整備することは良くない。産業振興や交通安全対策など、他の具体的な施策と絡みあわせることが重要だ。

さて県は土地開発公社をはじめ、いくつかの第三セクターを廃止してきた。その際に問題となるのが、過去県が税金より出資した分の払い戻し。また団体が赤字を背負っている場合は、債務保証をしている県として追加の支出が必要になる。

しかしそれを理由に改革を先延ばしすれば、年々見通しは厳しくなり、結果として県民の負担を招くことになる。道路公社だけではないが、思い切った政治決断をすべき時だ。

【今日一日】
 9:00 党県議団1期生勉強会/県庁
10:30 土地水資源対策課と意見交換/同
11:00 生活援護課と意見交換/同
12:20 党県議団会議/同
16:30 UIゼンセン同盟県支部賀詞交歓会/横浜市西区
UIゼンセン同盟の賀詞交歓会にて挨拶する


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