てらさき雄介の日記
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政令市移行について、住民投票を求める人と話をした。くどいようだが、政令市とは制度でしかなく、それを活かせるかどうかが大切だ。移行自体が良い悪いと言うよりも、移行した後のことをこそ真剣に考えねばならない。
住民投票自体に反対はしない。むしろ賛成と言ってもいい。しかし住民投票とは、特定のテーマに依って制度化するのではなく、恒常的な設計でなければならない。
現在のように政令移行の賛否が問われてしまっては、どちらにしろ客観的な投票など行われるはずがないのだ。住民投票云々と言うならば、それは少なくとも一年以上前の話だったろう。
さて今日も言われたのが「市議会民主党を○○して欲しい」ということ。同じ党の仲間として意見を言うことは多々あるが、一方“指示”出来る関係ではない。仮に出来たとしても、それは決してしない。
市議会で議決された政令市移行の意見書について、今後県議会で否決して欲しいとか、総務省に認めないで欲しいとか、反対の方からは情けない声が聞こえる。
地方分権とは何であるか。一番身近な市にこそ、力を集約することではないか。それは負担も伴うだろう。今回の政令市移行がそうとは言わないが、時として過酷かもしれない。
例えば名前は出さないが、近隣都県のある市の話。そこは要件を満たしながら、中核市になるのを拒み続けた。保健所運営などの‘負担’を受けたくなかったそうだ。すぐ近くの町からの合併要請をも断った。
それが正しい姿なのだろうか。そうは思わない。ここに至って逃げを講ずるのは政治家ではあるまい。責任を覚悟を持って、政令市移行に邁進していきたい。
盲信するつもりはない。移行のメリットを拡大し、デメリットを減らしていく努力は、当然に引き続き行っていく。
【今日一日】 18:30 NPO法人さがみはら市民会議忘年会/橋本
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