てらさき雄介の日記
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2008年12月02日(火) タイの今後に期待

タイの空港封鎖が終わったようだ。18年前に初めて行った外国であり、その後も多く訪問したせいか、かなり愛着を持っており心配していた。

民主主義は、それぞれの国で違っていい。暴力を使わないという一線を守れば、他の国が安易に口を出すべきではない。

その意味では、数ヶ月前におこった同国内のデモで死者が出て以来、警察も軍も自重しつつ対応していた。今回も死傷者が出たことは残念だが、権力側が自制出来たことは評価していいだろう。

しかし現政権が選挙によって選ばれてから、余り時間が経っていないことを考えると、もう少し違った運動のあり方がなかったのかとも思う。

更には今回の運動の背景には、タクシン氏が進めた諸改革に対しての、保守層からの反発があったことも忘れてはならない。元々国王に対する愛敬の深い国だが、経済的発展を止めることもまた出来ない。

次期組閣においてはより民意を反映しつつ、その後長期にわたって安定した体制が組まれるよう期待している。

【今日一日】
13:00 事務作業/事務所
14:00 挨拶まわり(本村賢太郎同行)/市北部〜中部
18:00 支援者訪問/上溝


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