てらさき雄介の日記
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2008年11月27日(木) 輸入動物の検疫

食育・食の安全推進特別委員会の県外調査2日目だ。朝早く萩市内をバスで出発し、午前中のうちには関門海峡をわたり北九州市に着いた。

視察した新門司検疫所は、外国から輸入される動物の検査を行い、家畜の伝染病が国内に侵入することを水際で防止するのが役割だ。農林水産省が管轄している。

輸出する側の国も検査は行うそうだが、輸入する日本側でも厳しく実施することが重要。また相手国によって2国間の協定を結び、それに合致しない場合は容赦なく陸揚げはさせないとのこと。

「新しい病気への対応はどうなっているか」と質問したところ、「この数年間で何十種も新しい病気が見つかっており、常に危険性を認識しながら作業にあたっている」との返答。

検査は陸揚げ後何日もかけて行うため、その間動物を確保しておくための‘畜舎’が大きく設けられていた。食用だけでなく、JRA使用の馬も来ているらしい。

横浜は日本最大の輸入港。動物もたくさんやって来る。同種の施設が神奈川県庁近くにもあるが、伝染病の恐怖を考えてみると、対策に念を入れて過ぎることはない。

今回の調査を参考にしながら、県庁あて多くの発言をしていきたい。

【今日一日】
11:00 新門司検疫所視察/福岡県北九州市
15:00 地産地消について調査(県庁担当)/福岡県福岡市
新門司検疫所の‘畜舎’


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