てらさき雄介の日記
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2008年11月19日(水) 土木事業の精査

政令市移行について、市議会12月定例会での意見書採択に向けて、賛否それぞれの意見が相次いで出されている。日ごと感情的な議論が増えていることは残念だが、一方この場面で盛り上がらないようでは、それこそ政令市になる資格はない。

住民投票運動についても、基本的には歓迎している。しかし議員としての役割は、とかく忘れられがちな‘移行後の相模原’について、怠りなきよう準備を進めていくことだ。

さて先般、県土木事務所に行った。道路関係の要望のためだ。現場では既に政令市移行を視野に入れて、「ここまでは県として整備します」という具体的な地点を、来年度予算編成に向けて模索している。

元々県職員がスコップを持っていたわけではないので、市に委譲されても工事の質自体が、すぐにどうこうすることはない。しかし県の計画には、実施自体に無理があるものも多く、きちんと取捨選択できる確かな目は必要だ。

必要性の薄い事業までまともに引き受ければ、それは税金の無駄使いというだけではなく、移行反対の皆さんが言うように財政が破綻してしまうかもしれない。

議員の意見は、とかく「やれやれ」が多い。しかし今、政令市移行という重要な局面にいるなかで、「これはやめましょう」という勇気こそ大切だろう。私自身、既に相模原市内の県土木計画について、その精査を個別に始めている。

県道関連について、お気づきの点があれば、どしどしご意見をお寄せ頂きたい。

【今日一日】
 8:30 党支部議員団会議/市役所
 9:30 書類整理/事務所
10:30 党街宣活動/市全域
18:00 会合(議会)/中央


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