てらさき雄介の日記
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2008年11月13日(木) 検疫所を視察

厚生労働省が設置している検疫所を視察した。輸入食品を抜き出して、厳しいチェックをしている。基準値をこえる残留農薬や薬品が使われている場合は、その物品を特定し輸入を水際で差し止めるのだ。

抜き出し方は統計学に基づいているため、かなり正確に調査することが出来る。しかしどこか1品のみ、悪意によって毒物等が混入された場合は、さすがに調べだすことは出来ない。中国毒入り餃子がその一例だ。

中国からは多くの食品を輸入しているので、結果として問題が目立つとのこと。しかし割合からすると、違反物が最も多いのはアメリカ産だった。他、スーダンから輸入されたカレー粉が、あるとき輸入差し止めになった例も。

とにかく日本は世界中から、あらゆる食品を輸入している。普段食べなくてもいいようなものは、リスクを冒してまで輸入しなくてもいいのではないか。むしろ国産こそ優先して流通させるべきだ。

【今日一日】
(食育・食の安全推進特別委員会県内調査)
10:30 横浜検疫所・輸入食品検査センター視察/横浜市金沢区
14:00 (株)相模ハム視察/藤沢市
17:30 同委員と関係行政幹部との意見交換会/横浜市中区
横浜検疫所にて
輸入の冷凍天ぷら


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