てらさき雄介の日記
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2008年08月01日(金) 内閣改造について

内閣が改造された。前よりは良い感じがする。恐らくは、これが自民党の最高メンバー。次期衆議院選挙に対する危機感で、総力戦の体制を組んできたのだろう。

さて福田総理については、小泉・安部路線とは違う‘何か’を期待していた。しかし本人が明確なメッセージを発信しないこともあり、何を考えているかわからなかった。

今回の改造で政治信条の一端が明らかになった訳だが、残念ながら私の期待したものではなかった。官僚政治をより強くしてしまう布陣だし、より問題なのは増税路線を採ったこと。

自民党内の言い方では‘財政再建派’‘上げ潮派’と区分けされるそうだが、総理は明確に前者の道を決断したのだ。この区分けでどちらかと問われれば、私は後者を採る。

安易な財政出動は避けるべきだが、財政再建と増税を結びつける発想は問題だ。日本の税は決して安くはない。税率を上げるのではなく、そのあり方を正すことが重要だ。

さて民主党にはネクストキャビネットがある。政権獲得時の準備という意味だが、イギリスのシャドーキャビネットのように国として制度化されたものではない。

しかしせっかく組織しているのだから、この内閣改造の機会に、それぞれの‘大臣’から、政府与党の政策と違う点をアピールした方がいい。小沢党首とはじめとして、総論で新内閣を批判しているが、より具体的な政策アピールが必要だ。

大方の世論がそうであるように、新内閣にそれほどの期待はしていない。一刻も早く総選挙を実施し、文字通り総力戦のなかで雌雄を決し、主権者の選択によって新しい政府をつくっていくべきだ。

【今日一日】
13:00 書類整理/事務所
15:30 挨拶まわり(数軒)/市中部〜南部
17:40 打合せ(党関係)/中央
18:30 本村賢太郎総合選対会議/中央
20:45 消防団(1−1)定期整備/上溝


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