てらさき雄介の日記
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2007年12月10日(月) |
欧米との地方議会の比較 |
議会制度改革議員連盟の講演会があり、前回に引き続いて大学教授の話を聞いた。学者の話は、意外に聞く機会が少ない。今日は欧米の地方議会の違いについてだ。
日本の地方議会は欧米スタイルを真似ている点もあるが、神奈川県議会は国会開設より早い明治12年に発足しており、今日に至るまで日本独自の蓄積もかなりある。
特に戦前においては、日本らしい工夫も議会運営に施されたが、戦後はむしろ全国画一的な制度になった。元々議院内閣制にするか大統領制にするかは、それぞれの地域が独自に決めればいいこと。私は地方も議員内閣制にすべきと考えている。
また今日の講演では、アメリカ大統領の権限についても話があった。法律や予算の提案権がないことを見ても、日本の総理や地方首長に比べて権限の集中はないとのこと。確かにそうだ。
講演後に質疑応答があった。毎回同じ趣旨で聞くことだが、「地方議会における政党や会派と党議拘束について」見解を聞いてみた。すると「日本の場合は必要ないだろう」とのこと。
議会改革を会派でも研究しているが、当面の対策とは別の意味で、根本的な地方議会の役割と制度をも考えるときだ。繰り返しだが、地方でも議院内閣制を実施しすべきと思う。
【今日一日】 1030広域行政課と意見交換/県庁 1100財産管理課と意見交換/県庁 1130財政課と意見交換/県庁 1300世界平和女性連合クリスマスパーティー/横浜市中区 1330議会制度改革推進議員連盟講演会/県庁 1800党県議団総企部会と行政幹部との懇談会/横浜市中区
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