てらさき雄介の日記
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三重県庁所在地の津市から、レンタカーを借りて約2時間弱。伊賀市議会にやって来た。
平成の大合併で1市2町2村が合併し、旧伊賀町の名前を採用して伊賀市となった。市役所は旧上野市の建物を使っている。
昨日と同じく議会基本条例について、議会事務局から経緯を聞き、その後推進した議員(前議長)と懇談した。
昨日の県会議長今日の前市議会議長とも、非常にパワフルかつ使命感に溢れている。当選回数を重ねてもなお、改革に邁進している姿は感動すら覚える。
さてそれぞれの議会基本条例の中身だが、
(三重県) 二元代表制たる議会の構築を主眼に置き、行政に対する議会の機能を上げることを目指している。 ○調査機能を高める意味で、議会内の付属機関の設置すること。 ○会派と政党・会派と知事との名実ともの分離すること。 ○議会としての合意形成を実現する各種討議会を設置すること。
(伊賀市) 市民から信頼される市議会に主眼を置き、議会における情報公開と、議員の政策能力を上げることを目指している。) ○議会として地域をまわり報告会を開催すること。 ○議員の政策能力向上のため討論集会を設置すること。 ○議長などの反問権を認めていること。
伊賀市での懇談では、三重県の条例についても評価を聞いた。同じ名前の条例でも趣旨が違う分、“所詮中二階の条例と”厳しい揶揄も話のなかで出た。
議会基本条例の要諦は、自らの特徴を活かすこと。神奈川スタイルを確立出来るかだ。今回の視察で実感した。当然良いところは、柔軟に真似ていくが。
【今日一日】 終日伊賀市視察/三重県伊賀市
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