てらさき雄介の日記
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2007年08月13日(月) |
今改めて反戦〜その1〜 |
沢村投手を池部良が演じている・・・。球場での阪神戦や、二度の戦地徴用、そしてフィリピンでの戦死。恋人の存在もあわせて、とても面白く描いてある。こんな映画があったのか。最初のシーンに偶然チャンネルがあったので、面白くて最後まで見てしまった。
その後ネットで調べてみたら、1955年製作の「不滅の熱球」という映画だ。それほど流行った形跡はないが、まだ戦後15年だから、その時代的意味もあったのだろう。
例えば韓国に行くと、街並みは日本と変わらない。テレビ番組の傾向や、地下鉄のつくりまでそっくりだ。若者の政治離れが進んでいることも。
しかし明らかに違うのは、徴兵があることだ。世界のほとんどの国は、今でも徴兵制を採用している。日本でも「若者教育のために徴兵制を」と、妙な理屈で推進する人がいる。とんでもない話だ。体育会のトレーニングとは違う。戦争をするから軍隊なのだ。
憲法改正はもとより、自衛隊を軍隊と言うことすら、はばかれていた時期があった。そんなに以前ではない。それがすべて正しかったとは思わないが、法や政策を変えるに足る議論が、果たして政治で行われてきただろうか。
湾岸戦争のとき、PKOのとき、アフガン戦争支援のとき、イラク派兵のとき、総じて場当たりだ。
先日駐日米大使と会談した小沢党首に対して、小池防衛大臣は「湾岸戦争当時と言っているこが同じ」と非難した。それの何が悪いかわからない。元来無節操な小池大臣に、国の安全保障を任せていることの方が、むしろ危険に感じる。
戦争を二度としない!軍事力はその抑止力なのだ。じっと黙って国内にいればいい。ミサイルが危険だと言うなら、防空システムを整えればいい。しかし専守防衛の原則を揺るがしてはならない。
一、自衛隊は専守防衛を旨とし、わが国の領土・領空・領海を超えての活動は、これを一切行わない。
一、徴兵制度は、これを導入しない。
新しい憲法に、これを明記すべきだ。
また、国際災害救助活動は引き続き行うため、消防庁を中心に別部隊を結成して、自衛隊からも人員を出向させる。
更には、国連憲章に規定される国連軍が、将来仮につくられる時は、ここに限って参加を認めるべく、その時点で再び憲法改正を行う。
【今日一日】 休暇
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