てらさき雄介の日記
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新潟へ行った。新潟市は、今年4月に政令市に移行したばかり。そこに至る経過などについて、県と市それぞれに話を聞いた。小池義和相模原市議も同行した。
朝7時過ぎの新幹線で東京発。ぐっすり寝ていると約2時間半で新潟駅に着いた。そしてタクシーに乗り、10分で新潟市役所に着く。早速政令市移行を直接担当した方に、説明を聞きながら質疑も行った。
先般の静岡もそうだったが、新潟も合併の担当者がイコール政令市も扱っていた。合併と政令市の移行作業を、同時に進めてきたためだ。この点は相模原と違う。
法律で決まっている(県から市への)委譲事務に加え、NPO法人の認可や農地転用などについて、任意で多くの委譲を受けたのが印象的だ。市の希望に県が添ったのだ。新潟市は‘田園型政令市'を標榜していたので、農業関連の権限は不可欠だったのだ。
午後は県庁へ行き、県側の担当者と意見交換をした。新潟市に求心力を付けることは、県全体にとっても意義あると考えており、政令市移行に向けて精力的に支援が行われていた。
県、市とも苦労したのは、総務省との協議における‘拠点性'のアピールについて。外から見ると新潟市はどう見ても拠点だが、それでも苦労があったとのこと。相模原市は更に大変だ。しかしやり方次第だと思う。
さて今回は、二人の若手新潟県議に、昼から夜まで大変お世話になった。明大雄弁部の後輩である大渕健氏と、その同僚である石塚健氏だ。
横田めぐみさんの通っていた中学や、その拉致現場と思われるところ、更には万景峰号の寄港地なども見せてもらった。拉致問題が遠い話ではなく、身近な地域問題として扱われていた。県議会でも県警に対して、捜査状況についてよく質疑が行われるそうだ。
夜は両人の知っている店で、一杯やりながら色々話しをした。街の規模は大きいが、空き店舗が多くあって、それほど賑やかな感じではない。東京へ人とモノが移ってしまうという、地方特有の同じ悩みを抱えている。そのことも延々語り合った。最後は酔っぱらってしまったが・・・。
【今日一日】 1000新潟市企画調整課よりレクチャー/新潟市役所 1130拉致問題関係箇所視察/新潟市 1400新潟県市町村課よりレクチャー/新潟県庁 1800大渕健・石塚健新潟県議と懇談/新潟市
新潟県議会で(左は小池義和相模原市議)
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