てらさき雄介の日記
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2007年02月28日(水) 神奈川でも無投票

県議選の顔ぶれが大方出そろった。前回以上の候補者数だ。その理由は民主党が大量の新人を擁立したこと。私もその一人だ。

一方他の政党は候補者を絞る傾向がある。共産党もそうだ。そしてこのことが“無投票”選挙区を生んでしまう。

今回はいくつかの選挙区で“無投票”になるらしい。中区・緑区・泉区・多摩区・中原区・小田原市・高座郡・足柄下郡などだ。県政にとって、民主政治にとって良いことではない。

その理由だが、定数2の選挙区では普通民主党・自民党が議席を得る。公明党は厳しいので擁立しない。すると負け覚悟で共産党が出すかにかかってしまう。

オール与党対共産党に慣れてしまった地方議会の構図が、このような問題点を創りだしてしまった。今後改善が必要だろう。

そもそも同じ県議会の定数が、選挙区によってまちまちなのも問題だ。選挙区の定数1(多くある)と9では、その地域における民意の集約度合いが違う。

二大政党化しつつあることを考えると、県内統一で定数4〜5くらいであわせるべきだろう。多くの都道府県議会で、何故こういう話しにならないのか不思議だ。


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