てらさき雄介の日記
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昔は神奈川県議会にも、議員宿舎があったそうだ。箱根など遠方からやってくる議員のためだったそうだが、交通の発達で廃止になったと聞く。
現在、国会の赤坂議員宿舎が改装されることについて、多くの批判を浴びている。確かに批判を受けて内容変更になった最上階のラウンジなどは、そもそも設計する感覚がわからない。
また食堂などについても、実際使う議員が少ないことと、近隣に飲食店が多数あることを考えれば、経費を考えれば設置する必要はない。
私が秘書をしていた時代、国会から宿舎に行く専用バスが走っていた。自家用車使用が多いので、乗っている議員はゼロに近い。その後廃止されたと聞く。
しかし一方で、議員の仕事環境整備のため、しなければならないこともある。仕事場である議員事務所(議員会館)などそうだ。初めてこの部屋に入ったとき、その狭さに驚いた。国会議員として、十分な仕事が出来るスペースではない。
秘書制度もそうだ。公設秘書を選挙要員にしている議員の姿は情けないが、それでも国会議員で3人は少ないだろう。また地方議員にいたっては、秘書制度そのものがない。
必要な経費は存在する。しかしその使い道は宿舎ではないと思う。プライベートな住まいである宿舎は、ホテル代支給とかでもいいし、それなりの定価格マンションでいいと思う。
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