てらさき雄介の日記
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2006年12月20日(水) |
議員も多選は禁止すべき |
首長の多選は弊害が多い。最近おこった全国の汚職や談合事件を見るまでもなく、以前から言われていたことだ。
神奈川県議会で、知事提案の多選禁止条例が否決された。反対の人は、色々な理由を言っていたが、潜在的に自らを省みている議員も多いと感じる。
政治における多選の弊害は、何も首長だけではない。確かに首長は議員より権限は大きいが、それは程度の差であり、今こそ議員の多選についても考えるべきだろう。
首長は3期12年までと相場が決まってきた。では議員は何年だろうか。議論すらされていないので、判断は難しいが、実感としては5期20年が限度かもしれない。
何期やっても立派な議員がいることは、多選禁止の理由にはならない。多選禁止はあくまで原則であって、今回の条例も強制力のない指針に過ぎない。
特に地方議会の選挙は、現職議員が強い。多くの選挙を見ても、その傾向は間違いない。その現実も踏まえて、新陳代謝を図ることも必要だろう。
政治家のあり方として、今後のテーマにしていきたい。
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