てらさき雄介の日記
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衆議院神奈川16区補選が明日告示になる。民主党は後藤祐一氏を公認して、これまで事前の政治活動を行なってきた。
候補者の知名度はいまだ足りないが、政党が表に出る衆院選の特性を活かして、とにかく頑張るしかない。
さて何度か書いていることだが、明日からの選挙期間中は、ネットで候補者の名前を記すことが禁止される。投票依頼などの選挙運動も出来ない。
これは公職選挙法の規定だ。法のなかにネットについての項目はない。ゆえに、ネット上の映像や文章は「文書」として扱われる。選挙中に配布できる「文書」は、選挙管理委員会で枚数管理している証紙付きに限定されている。
従ってそれ以外の「文書」である、ネット上のものは禁止となるのだ。もちろん有権者が掲示板などで、やり取りをすることまでは規制していないが、選挙運動主催者のひとりである私がすることは、当然に違反になる。
ネットが生活必需分になっているのに、いまだに法改正されていないことが、そもそも問題だ。またネットの特性上、認めるならば規制付きはそぐわない。自由な表現を選挙中でも認めるべきだろう。
しかし悪法も法なり。このページでの広報やお願いは、明日から自粛する。また選挙活動の報告も、結果として候補者名も入るし、選挙のお願いにもなってしまうので、行なわないこととする。
安倍内閣の支持率は高い。就任早々のご祝儀相場と簡単に割り切ってはいけない、小泉政権下では封じられてきた、ある種の底力が出てきているとも思える。
そうは言っても、小泉政権も安倍政権も、典型的な自民党政権であることに変わりはない。安倍政権は憲法改正をするという。あるべき国の姿を忌憚なく議論してこそ、改正作業は意味意味がある。
ここで問題は、‘戦略的あいまいさ’という姿勢だ。あいまいであることが、今の政治にとって良いことであるはずはない。むしろ問題を問題として、真摯に見つめることが必要な時期だろう。
政権交代をかけた、ひとつの重要な選挙が始まる。私が出来ることは限られているが、与えられた責任をしっかり果たしていきたい。
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