てらさき雄介の日記
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2006年09月18日(月) 牛丼を食べる

昼に偶然吉野屋に入ったら、今日だけ牛丼を販売していた。お持ち帰りコーナーは行列で、客席もかなり混んでいる。

豚丼もなかなかだが、せっかくなので牛丼を食べた。正直懐かしいとは思わなかったが、まさに肉という感じて美味しかった。

BSEの問題が発覚してから、大分時間が経った。一人の命を大切にするのは政府のあるべき姿勢だが、ひと段落したからこそ、輸入禁止によって受けた打撃についても検証すべきだろう。

アメリカ産と明示することによって、消費者の判断に任せるという姿勢はいい。元々昨今は、どこの何産だかわからないものが多い。それに比べれば健全と言える。

食の安全について考えると、食料自給率の話しに結びつく。私の大好きな納豆の大豆や、日本発明の牛丼の肉が、ほとんど輸入されていること自体、残念な現状だ。

米についても、政府は相変わらず減反だ。大規模集約は理想ではあるが、ここが限界がだろう。更には農協などの構造にもメスを入れなくてはならない。

さてそういえば、実家には代々ウサギがいた。妹をはじめ、皆かわいがっていた。それ故、母はスーパーでソーセージなど加工肉製品を買うときは、ウサギ肉が入っているものかどうか確認していた。(ウサギは結構使われている)流行り廃りではなく、以前からしっかり食材を見ている人もいたのだ。

政府の統制は、どんな分野でも最低限がいい。であるならば、結局は消費者の判断こそ重要だろう。政治が果たすべきは、しっかりした情報公開こそ大切だ。


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