てらさき雄介の日記
DiaryINDEX|past|will
2006年08月26日(土) |
お金を使わせない政治へ |
税金をたくさん使う方が良い政治であると、今までは言われてきた。役所は予算を使いきり、議員もより多くの補助金などを獲得する。それが評価されてきた。
しかし右肩上がりではない時代である。お金を節約する政治への転換が必要だ。いやそもそも議員の仕事とは、税金の使い道をチェックすること。
必要なところに使う算段もするが、その姿勢は少ない予算でどれだけ効果を上げるかだ。過去が異常だったのであり、議員は本来の仕事に戻るべきだろう。
目に見える金額だけではない。1千万円の道路をつくるのに、半分が国と県からの補助金とすると、残り半分が市の支出だ。うち7割りを借金(債券)で賄うとすると、実に150万円の現金があれば、1千万円の道路がつくれるのだ。
次の世代に向かって、これ以上負の遺産を残してはいけない。選挙権なき子どもたち、そしてまだ生まれる世代に責任を持てる政治をしたい。
さて無駄使いの話し。以前知己の日野市議会議員が、面白い選挙ポスターをつくっていた。自分の4年間の給与と、経費節減が出来た金額が天秤にかかっている絵だ。結果効果の方が大きいので、もう一度選挙に出ますと書いてある。
本来の政治家とは、もっと違う仕事をすべき存在だが、余りにも多くの無駄を省くことは‘政策’以前のことだろう。
|