てらさき雄介の日記
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2006年03月20日(月) 合併記念式典の感想

相模大野駅で朝駅頭。

相模原市・津久井町・相模湖町合併記念式典に参加した。どなたでも参加可能だが、合併協議会ビジョン検討委員として一応ご案内を頂いた。

場所 相模原市民会館ホール
時間 午後3時より

一、相模原市民交響楽団によるオープニングコンサート

(→初めて聞いてが素晴らしかった)

二、新相模原市紹介ビデオ上映

(→それぞれの町を並立で紹介しただけで内容が融合していないのが残念)

三、式典

1、開会のことば

2、相模原市長式辞

3、相模原市議会議長式辞

4、総務大臣よりの表彰(代理桜井政務官)

5、表彰者代表よりの挨拶(天野前津久井町長、溝口前相模湖町長より)

6、相模原市長よりの表彰(合併協議会委員に対して)

7、来賓挨拶(桜井総務大臣代理、松沢神奈川県知事、石原中核市長会相談役、赤間衆議院議員、田村県議会副議長、桐生相模原市選出県議代表)

8、来賓紹介(主に県内国会議員と市選出県議会議員)

9、閉会のことば

以上だった。全部で約2時間だ。想像よりも淡々と進んだのは、やはり編入合併ゆえか。また議論の時間が短かったこともあるだろう。しかし津久井・相模湖の皆さんには格別の感慨があったのかもしれない。

主催者や来賓の挨拶でそれほど面白いものは無かった。もちろん式典なので奇をてらうのは邪道だが、もっと率直な言葉を述べる政治家がいてもよかったと思う。

唯一のノー原稿は石原信男氏だ。さずがと言う他ない。大手新聞に現在地方自治の変遷について記事を書いており、それと関連して含蓄のある話だった。

さて主催者側が「藤野・城山」の名前を一切出さなかったのは、慎重すぎて変だと思った。しかし神奈川県知事が挨拶の中でサラッと触れてしまったことが、後で県議会で問題にならないか松沢シンパとして心配になった。知事らしい。

また既に合併を県に申請している藤野町、そして推進派の新城山町長も来賓として呼ぶべきではなかったか。先日の城山町長選出陣式の日記にも書いたが、相模原市の対応がクール過ぎる気がした。

以下は私が民主党員だから言うのではないが、お二人については厳重注意したい。相模原市の大切な式典なのだから、もっとしっかりお願いしたい。

まず桜井総務政務官だ。総務省官僚の原稿を読んでいることは、最早言っても仕方ないことだが、その原稿や賞状自体を何度も読み間違えたのは、さずがにどうかと思う。

次は赤間衆議院議員だ。選挙で負けておいて言うのは大変恐縮だが、市内選出唯一の国会議員として、私も党派を超えて期待している面もある。もっとしっかりした話をして欲しい。心がけて多少のトレーニングをすれば良くなるはずだ。

相模原市長はやはりお体の調子が悪いらしい。しかしあの執念については脱帽だ。結果1市4町の合併が実を結んだことは、来賓の祝辞にもあったが市長のリーダーシップがあったと思う。政治家に必要なタフさを学ぶことが出来た。

市内選出県議会議員で共産党と、市民の党が欠席だった。もちろん他用があるわけではなく、政治家としての考え方で欠席したと推察する。この両名は県議会本会議で確かに合併に反対した。しかしはっきり言って大人げない。今後のまちづくりをする責任ある立場を理解すべきだ。

さて総務大臣表彰があったのにはいささか驚いた。やはり今回の合併は国策だったのだ。しかし相模原市の将来にとって間違いだったとは思わない。これからに全てがかかっているのだ。

1、経費削減
2、広域行政

この二点が合併のメリットだ。この双方についてしっかりと結果だ出せるようチェックしていきたい。






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