てらさき雄介の日記
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2006年03月19日(日) |
アジア合作は嬉しいこと |
最近アジア合作映画が多い。新作「スピリット」もそうだ。今日橋本ムービックスで最後の会(21:30開始)を見た。製作やスタッフは中国(北京)がメインだが、日本からも俳優などが参加している。
まず映画評を書こう。面白かった。途中失意のうちに主人公が行くのは雲南だろうか。目が不自由な娘さんを演じていたのは良い俳優だ。広い中国の規模は凄い。
最後主人公は勝利して再びそこに戻るのかと期待したが、不幸な結末だ。映画のシーンであっても、日本が欧米と一緒に中国への侵略をしていたのが残念でならない。
さて先日見た「プロミス」も、作品自体は前評判ほどではなかったが、合作振りは凄いと思った。これは中国と言っても香港資本だが、日本と韓国からも俳優とスタッフが参加していた。
さてアジア合作で何を撮るか、製作会社も苦しい面があるだろう。上に書いた二つの作品は象徴的で、異なる国で合作すれば、結果それぞれの国が交わる歴史物か、あるいは何でもありのファンタジーが多くなるのだ。
しかし出来れば現代劇を創って欲しいと思う。現在こそ多くの国々が交わる時代だ。しかもアジア同士は文化だけでなく、日々の暮らしでも多く関わっている。
では何かと言われても、私の芸術センスは過少だ。視聴者として映画ファンとして今後に期待している。そしていずれは世界合作の時代になることも。
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