てらさき雄介の日記
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今日は母校明八中の卒業式に出た。高校卒業式に出たことは先日も書いたが、中高一貫だが卒業式は別々にする。
4月から同じ校舎の高校へ通う生徒がほとんどだから、それほど感動的な雰囲気ではない。どちらかと言えば、後ろの親御さんの方が涙を流している。
かつて市議として地元小中の卒業式もたくさん出たが、どれもなかなか感動的だ。卒業生代表が送辞を読むところはジーンと来る。
しかし振り返って自分が生徒の時代、何度か出た卒業式で感動したことがあっただろうか。友人の中には泣いている人もいたが、自分はこれからのことを考えワクワクはしても、思い出に浸るようなことはなかった。
卒業式に参加している生徒・教師・親御さん、果たして卒業式は誰のために行なわれているのだろうか。
「社会に出ればこういう式にも出なければいけない」ことを最後に教えるためにやっているのかもしれない。あるいは最近私も必要性を実感している“節目”を再認識してもらうためかもしれない。
原行に否定的なわけではないが、生徒に卒業式を司る実態がない以上、大人が常に良い式にしようと自問自答することは必要だと思う。
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