てらさき雄介の日記
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2006年02月21日(火) 病院で死ぬということ

このタイトルの本を読んだ。実家に寄った際に本棚にあったので拝借してきた。分量も多くない本だったので一晩で読んでしまった。興味深くかつ重い内容だった。

現役の医者が様々な体験談から書いた本だが、人生の最期にあたって家族や病院など周辺がどうすべきか、その参考とするために書いたとのこと。悲惨な事例もあったが、終盤は希望も持てる内容だった。

「ガンになった時は告知してほしい」「無駄な延命治療はしないでほしい」過去話した人の多くはそう言う。私も前者については同感だ。後者は時と場合によると思う。

ただし真剣に家族に伝えたり文書に残すまでは、いまだ考えていない。そういう状況をリアルに思い浮かべるこがないからだ。まだまだやりたいことが多い。人生の終焉はずっと先のことであって欲しい。

つい最近手塚治虫の「ブッダ」をコンビニ復興版で売っていた。2巻まで買って読んだ。死が何であるか解らない私が、死ぬときどうすべきか解るのだろうか。


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