てらさき雄介の日記
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2006年01月15日(日) |
権力闘争は醜く悲しい |
「政治は権力闘争」と言われる。私は違う意見を持っているが、ある一面は捉えているとも思う。
その闘争は規模の大小や、結果が及ぼす影響など多くの種類がある。しかし共通して言えるのは、その実態が醜く悲しいことだ。
人間には厳しい自然を生き抜くための闘争本能が備わっている。しかしその貴重な能力をこんなことに使っていいのかと、自分を省み周りを見渡すと情けなく思う。
さて‘醜さ’については十分世の中に伝わっている。政治に対する敬遠や不信はここから生じていることが多い。しかし‘悲しさ’については、やってみないと理解できない点もあると思う。
昨日の敵が今日の友になるならば良し。しかし往々にしてその逆だ。信じていた人に裏切られ、時間とともに敵となっていく。
最初はじっくりと話してみる。相互理解が大切なことは互いにわかっている。しかしある時点を過ぎると対話は頭の中で拒否され、そこから闘争モードになる。相撲の仕切りのように、そのタイミングは一致することが多い。悲しいかな自分にもそういうスイッチが付いているようだ。
一部の政治家は、何故子どもに後を譲りたいのだろうか。こんなことを自分の子どもにやらせたいのだろうか。不思議だ。
さて些か感傷的になったようだ。しかし今やっている闘いもまた、政治家としての信念に照らしてやっている。日本と相模原のために正しいと信じている。
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