てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2005年07月21日(木) 中国の人民元切り上げについて

ついに中国が人民元を切り上げました。日本政府のみでなく、国際社会全体が基本的には歓迎の意向を示しています。

中国の経済大国化が驚異かどうかは、見るものによって意見がわかれます。そもそも経済力が付いているのかさえ、そうでないという見方もあります。

もちろん12億の‘人民’を豊かにすることは、多くの時間が必要ですし、国の成り立ちから見直さなくてはなりません。

日本最大の貿易相手国は、すでにアメリカを抜いて中国になっています。私が幼少の頃は考えられなかったことです。

坂本龍馬は薩長同盟を推進するにあたり、まずは仲の悪い両者の経済的交流から始めました。

中国の経済成長を日本にとっての驚異を捉えるのではなく、両国の友好関係を築くきっかけとすべきです。


てらさき雄介 |MAILHomePage