てらさき雄介の日記
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2004年11月30日(火) |
新交通システムについて |
長友克洋市議主催の勉強会に参加しました。
テーマであった「新交通システム」について意見を書きます。
市議時代から、どうもしっくりこないものを感じていました。更には、検討ルートが相模大野〜北里大学とされたとき、その違和感は増しました。
採算ベースで考えると、同ルートが最も適しているとのことです。行政の政策には明確な目的があるはずで、それに適したルートをまず定め、その後いかに採算をとるか考えるべきです。
橋本〜津久井ルート、田名〜JR相模原ルート、村富線上ルートなど夢は膨らみますが、それぞれ行う際の意義は異なります。
また今日の政策発表のなかで、長友市議が交通問題を 一、渋滞などの問題 二、交通不便地区の問題 三、交通弱者の問題 と3つに分類したのは、私自身論点を整理しやすく「なるほど!」と思いました。
この3つはどれも、大規模な建設投資を行わなくても、別の対策がとれるものばかりです。
総合的なまちづくりのなかで、交通問題に行政が参画することは必要です。しかし相模原市一市で、この新交通を背負うのは無理があると考えます。
むしろ広域行政の仕事であるとも思うと、私が目指す神奈川県政のなかで、周辺自治体との共同で考えていく課題でもあります。
とかく政治家の「勉強会」は、後援会員拡大集会が多いですが、とても勉強になった本当の「勉強会」でした。
*現在の相模原市の交通政策は、コチラをクリックしてください。
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