てらさき雄介の日記
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2004年11月02日(火) 香田証生さん殺害で思うこと

イラクで拉致されていた香田証生さんが殺害されました。ご本人とご遺族に心から哀悼の意を表します。

テロリストは“聖戦”と言いますが、民間人を巻き込んだ時点で何らの発言も説得力を持ちません。ブッシュ氏と小泉総理の手法でテロを失くすことはできませんが、テロを憎む気持ちを皆んなが持つことは必要です。

さて、“死”に際して人は何を考えるのでしょうか。決して茶化すのではなく、常に私が思いを巡らすテーマでもあります。

立花隆の『臨死体験』もそうですが、この答えは死者のみぞ知るです。死”を意識するとき“生”を実感すると言います。このことは理解できます。

私の好きな高杉晋作や坂本竜馬や土方歳三は、その若き死に何を思ったのでしょうか。

そんな歴史上の人々でなく、先の戦争で戦場で命を落とした私より若い人々は何を思ったのでしょうか。

そんなことを、今回の香田さんと新潟地震での不幸を見ながら感じました。


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