てらさき雄介の日記
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2004年10月21日(木) 民主党幹部の経団連行脚は間違い

民主党が企業献金を獲得すべく、経団連傘下企業に呼びかけを行っています。

先月経団連は、献金の基になる政策の採点を各政党に対して行いました。(第一次は1月に行っています。)民主党は自民党を大きく下回り失格点でした。元々経団連と民主党は異なる立場ですので、この結果は当然と思います。【採点結果:民主党自民党

お金がないのか、経団連に評価をされないと政権が獲れないと思ったのかはわかりませんが、党首はじめ幹部が各企業をまわっています。政治に金がかかるのは私も理解していますが、自らの依って立つところを間違えてはいけません。

だいたい地方議員に対して企業献金を禁止しながら、実質的に国会議員個人とイコールである政党支部に対する献金を認めているのは身勝手です。禁止するならば全て禁止しないと、政治にかかるお金を減らそうという機運は高まりません。

民主党は今国会でも“政治と金”について、政府を厳しく追求しています。有権者に対して説得力を持つためには、疑惑を招きやすい企業献金は自粛すべきです。

また別の視点で言えば、自民党と同じ支持基盤に頼ることは、結果的に民主党の存在意義を失わせることに繋がります。

やせ我慢をすべきだと思います。


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