てらさき雄介の日記
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2004年08月09日(月) 真鶴町住民投票の結果〜合併反対〜について

真鶴町で合併の賛否を問う住民投票が行われ、結果僅かの差で反対が多い結果となり、当日三木町長は辞職する意向を明らかにしました。

町長自らが町内の全戸を訪問し、合併の意義を訴えるという真剣な行動も実らなかったわけです。

かつて秘書をしていた伊藤達也衆議院議員はアメリカ下院議員のスタッフをしていたことがあり、よくアメリカの住民投票の話しを聞かせていただきました。ある市(すいません名前は忘れました)で原子力発電誘致の住民投票が行われ、結果反対となったそうです。しかし結果その市ぐるみで省エネ運動がおこり、現在に至っても続いているそうです。

住民投票の意義はまさにここにあります。真鶴町が選択した自立の道は過酷なものかもしれませんが、自ら選択した結果として町民の自覚のもと行政改革も行われるでしょう。

私は市町村合併こそ、最も住民投票に相応しいテーマだと考えます。6月議会の「市議会だより」では、共産党が提案した常設型住民投票の審議のやりとりが掲載されています。

結果反対大多数で否決されていますが、質疑も市長の意見も住民投票自体の意義は認めています。

常設型住民投票の導入は必要です。かつて市議会一般質問で発言したときは、むげに断られましたが、今一度検討すべきです。


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