てらさき雄介の日記
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2004年06月22日(火) 合併特例債の発行に見る、行政の肥大化志向

昨年3月に行った市議としての最後の一般質問は「行政改革」についてでした。具体的には、新しい仕事をひとつ始めるときは、旧い仕事をひとつやめることを徹底すべきという意見です。

しかし現状は違います。どんどん新規事業が起こり、反面辞める事業については小幅な修正にとどまっています。予算を使うほうのみ増えて削減がされないわけです。

結果膨大な赤字と次の世代への借金です。

城山町長選挙の結果を見たときに、合併賛成の私にとっては残念な感もありましたが、一方これで「合併特例債」に象徴される無駄な出費をしなくてすんだことにはホッとしました。

政治活動を続ける限り訴え続けますが、もはや役所はこれ以上の予算を使うべきではありません。既存の事業も縮小すべきです。仕事を減らすべきです。

市議会においてそのチェック機能が果たされていない現在、市民の皆さまも、新規の要望よりもむしろ「この仕事はもういいからやめなさい!」という声をあげてください。意識ある役所職員の中には、その市民の声を待っている人もいます。近所の議員が地元への予算獲得を自慢したら、「そんなお金を使って市の予算は大丈夫ですか?」と問いかけてください。

いよいよあさってから参議院選挙です。いつも選挙の度に祈るような気持ちになるのは、高い投票率の実現です。よろしくお願い申し上げます。


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