てらさき雄介の日記
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2004年06月07日(月) |
日本人は宣言文が苦手 |
日本人はスローガンや宣言文などが苦手だと思います。元々そういう文化が少なかった面もあります。
そんな中で、私はふたつ名宣言文を知っています。
ひとつは水平社宣言です。これについては非常に深いので機会を改めます。
そしてもうひとつは、私が所属している日本青年会議所の宣言文です。今のものではなく、1990年代に使われていたものです。
変革の能動者たらんとする青年として、 個人の真に豊かな生活の実現を通じて、 自立した活力ある地域を創造し、 自由と公正を保証する国家を基盤として、 世界の平和と繁栄に貢献し、 地球上の全ての人とともに生きることを誓う。
この文が画期的であるのは、最初の段落で「青年」とは何かの定義があることです。「変革の能動者たらんとする」者こそ青年であるし、青年はそうなければならないというものです。
何故こんなことを書いたかというと、私の新しいキャッチフレーズを色々考えたのですが、なかなか思いつきませんでした。ひとことで思いを表現することは難しいものです。そこでこの文を思い出しました。
結果新しいキャッチは「変革の能動者」にいたしました。これが記載されたものが出回り、皆さまの目に入った時は、こういう経緯があるのだと思い出していただければ幸いです。
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