てらさき雄介の日記
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2004年05月29日(土) 麻生総務大臣の「失言」にはもっともな部分も

ニュースで麻生総務大臣の発言が取り上げられていましたが、その趣旨には共有できるものもあります。

その発言は、拉致被害者の曽我ひとみさんの夫ジェスキンスさんの無罪を、アメリカに対して主張するのは間違いというものです。私もそう思います。少なくとも脱走して、自国(この場合アメリカ)の軍事機密を漏洩して、無実ということはありえません。

曽我さんが拉致被害者であることと、夫の話は明確に区別する必要はあります。

しかし麻生大臣の発言には、問題もあります。それは、「北朝鮮にいたいと言っているジェスキンスさんを日本に連れてくるのは、それこそ「拉致」である」という発言です。

ボキャブラリーがないのなら恥ずかしいことですし、ブラックジョークなら下品です。何故このような表現をするのか、理解に苦しみます。


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