てらさき雄介の日記
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2004年04月21日(水) 公人と私人

昨日大勢の国会議員が靖国神社に参拝しました。首相の参拝のときによく話題になるのが、はたしてそれが「公人」としてか「私人」としてかということです。

確かに仕事の時間とプラーベートな時間との違いはあります。現在の社会では、この区分けの認識がある程度醸成されています。政治家が家で何をしているかを、どうこう真面目に言う人はいないでしょう。

靖国が議論になること自体、ここに参拝している時間がプラーベートであるとは客観的に見れないということです。首相は自民党総裁選挙の公約の柱として、靖国の参拝をあげていました。つまり政治家としての行動なのです。「私人」として、という言い方は適当でないばかりはなく、虚偽とも言えます。

友人の経営者によると、家を一歩でたら仕事だということです。厳しい意見ですが、志願してその職にあることなども鑑み、政治家にもその感覚が必要です。つまり家にいる時意外は「公人」と「私人」の境はなく、ただ政治家としての責任があるということです。


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