てらさき雄介の日記
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2004年02月19日(木) 政治家を目指す志向

テレビドラマ「白い巨塔」を見ました。唐沢寿明の財前教授と江口洋介の里見先生が、対比されて描かれています。

議員になろうとする人間には、ある共通の志向があります。良からぬことを考え議員を目指す人も、理想を持って議員を目指す人も、あるいは名誉のためだけに議員を目指す人もです。それは権力志向です。かくいう私にもあります。

権力の中に入っていくことのみが、本当に政治を動かしうることなのか。これは政治家ならば一度は悩むテーマでしょう。現状では、いまだ有権者の意志がイコール政治の姿ではありません。しかしいつの日か、文字通りの「人民の人民による人民のための政府」がこの地球上に誕生する時には、権力のあり方と政治家のあり方そのものが変化するのかもしれません。

江口洋介の里見先生は大好きですが、唐沢寿明の財前教授にも親しみと悲しさを覚えました。今まで見てきた多くの政治家と重なるのかもしれません。


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