旅記3〜雲南省・昆明編〜「そんな・・・!石林で一人遭難する」 |
2004年09月09日(木) |
旅記3〜雲南省・昆明編〜「そんな・・・!石林で一人遭難する」
7/12。昼前に到着した昆明。南の都市だな〜って感じです。 しかもかなり都会で、天津よりも街かもーなんて感心したり。 さっそく有名な安宿にチェックインして、散策に出発。 今後の予習のため、少数民族博物館に行きたかったけど 休館日だったので諦め、公園めぐりをすることに。 とある公園の前のお土産屋さんの店主と仲良くなって雑談。 日本語教えてっていうから、いろいろ教えてあげる。 発音がちょっとおかしいけど、まぁいいか。 まだ旅の始まりなのに、お土産いろいろ買い込んでしまった。 パンダマークのタバコとか、象柄の携帯ケースとか、花文字とか。 昆明の信号機が珍しくて。青信号が動くのね、テクテクって。 すごくかわいくて見入ってしまった。おもしろーい。 夜になると同室の人たちが戻ってきてて、なんと全員日本人! ラオスから来た青年&ラオスから来たカップル旅行者、でした。 中国で出会う旅行者って、大抵英語が通じなくてかなり苦労してる。 本当通じないからさー(笑)筆談で頑張ってる人が多いんだよね。
翌日。昆明に来たらやっぱりかの有名な「石林」でしょ! と言うわけで一人出発。寝坊したためにバスがなかなか見つからんくて困る。 石林の入場料はメチャ高かったけど、学生証使えて良かったぁ。 大抵の人はツアーで来てて、個人旅行者はサニ族のガイドさんに 案内してもらうか、地図買って自分で見てまわるかしてました。 しかしー!!ガイドも地図も無しで乗り込んでしまった自分。 とりあえず人込みに着いていき有名な見所から先に回る。 写真写るのが好きだから、自分撮りとオート機能を駆使して頑張った。 旅行中は「写真家になりたいなー」って思うし、風景もたくさん撮った。 下から見ると石がぐわーって勢いで生えてるのが迫力あるし、 上から見下ろすと、石が花みたいに咲き乱れてて綺麗なの。
全部見ようと思うと一週間はかかるらしい石林。 せっかくだから全部見たい!と思い立ち、奥深くへと進入。 動物の形をした石やら、細い隙間を抜けたり、牢屋っぽい石やら。 いろんなバリエーションが楽しめた!自然ってすごいなぁ。 しかし、調子に乗ってどんどん奥へ行き過ぎ、観光客はおろか 人っ子一人いなくなるし、ざわめきも聞こえず静まり返ってて。 周りを見渡しても、高い石に囲まれ何も見えない。 歩いても歩いても石に囲まれたままで、他に何もない。 石と石の隙間から、かすかに空が見えるだけで。薄暗いし。 「ヤバイ、遭難したかも!」 そっか、どおりでみんなガイドか地図持ってたわけだ。 石林で遭難するなんて、そんなアホなー。みたいな。 頑張りすぎて端っこの方まで行っちゃったみたいです。 なんとか帰ってこれたけど、ちょっとした恐怖だった(笑) そのかわり、見所らしいものはほとんど見たって自信がある。
夜は同じ部屋の子(ラオス君と命名)と一緒に夕食。 結構旅が長いみたいで、現地人に溶け込んでるというかなんというか。 ラオス君は人とのコミュニケーションが好きみたいで、 言葉通じなくてもお店の人とジェスチャーで会話して 仲良くなってて、すごいなって思った。 ちょっと離れた場所まで散歩行って、cafeでお茶して。 いろいろ話聞いてると、もっと沢山の国に行ってみたい!って思うの。 帰りは遅いからバスもう無くて、もちろんお互い貧乏旅行者だから かなり長かったけど、おしゃべりしながら歩いて帰った。 昆明の夜はのんびりと更けていく・・・。 次回は大理編、のはずがその前に下関編を追加!
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