2005年06月08日(水) |
★ なんていちにち。 |
●就職は決まったのだけど。 どう考えてもお金が足りないので短期バイトの登録の予約をしている。 本日13時。
しまった。家を出るのが遅くなった。 と、内心焦りながら慎重に住宅街を国道へとぬける。
左折ウィンカーを切りながら右手からやってくる車を確認。 しばらく待って、車が途切れたとき。 左見て、右再確認して。アクセル。
…ゴリッ。
慌ててブレーキ踏んで見たら車の前に女の子が倒れるところだった。 ナンバープレートに自転車輪の針金みたいなとこ引っ掛けちゃったらしく横転。 倒しちゃったのは美女子大生だった。慌てて平謝り。 ホントスイマセン。大丈夫ですか?警察呼びますか?病院行きますか? 彼女はひたすら「だいじょうぶですから。大丈夫です。」と言う。 連絡先を聞いても教えてくれない。
しばらく尋ね続けて、携帯だけ交換して別れた。 彼女は大学に向かって自転車をこいでった。 血とかでてなそうだけど左足が痛いみたいだった。
あー、すっごいテンション下がる…っていうか。 自分を悔やまれる。トホホ。
-----------------------
●面接説明会。 短期バイトにも見習い期間みたいなのがあって、最初の15日間は日給が安い。 交通費もでない。そのうえ、労働保険として1勤務¥250引かれるのだそうだ。
計算してみたら8時間勤務で時給690円だった… そのうえ、交通費かかるような場所だったら負担も増える。 すっかりやる気なくしちゃう。
でも、やらなくちゃだなあ。とも思う。トホホ。
----------------------- これは母。出戻り。 3ヵ月留守にしたと思ったら身ごもって帰ってきたらしい…
●16時から猫ムスメとひさしぶりに会う約束をとりつけている。 近所に出来たパン屋でパンを買い猫部屋へ。 1年ぶりに入った部屋は新しい猫が2匹いた。
猫ムスメとはずいぶん前やってたバイト先で知り合ったんだけど、 当時 私は実家でストレスたまりまくりで、他人に優しくなくて バイトもがんばる気なくて、やる気なくて あと、猫ムスメは男に頼って生きている女性を天敵だと思っているので 私の甘えてる部分だとか…そういうことを指摘される。 ごもっとも。トホホ。
私は甘えられるときは甘えればいいと思うし、 そのぶん自分に出来ることでお返ししていけばいいと思う。 新しい世界をぐんぐん拓くことを恋人に求めたりしない。 安心とか精神的安定とかの方がだいじ。
で 猫ムスメもそれなりに甘えてて、たぶんタラタラ生きてる方なんだろうな。と 思ったけど、言わないでおく。 そういうことで口論・指摘すると必ず引っ掻かれるので。。。
実は猫ムスメも「天王星人(-)」でA型だったと知る。 同じ星めぐりなんだー。 いいときに会えば相乗効果が産まれるのだ。…悪いときには落ちてくけど。
いろいろ話した。求人のことが主だったけど。 同じ時代、同じ歳、同じく無職の時もあって。 やっぱり猫ムスメも私と同じように将来的な身の振り方を考えていた。 母親のいる東京へ行くかとか、なにかを得て就職しなおすかとか。
楽しかった。 また、ときどきは会いたいな。と思う。
これは息子。ターリンより大きい。 とっても大きい体してるのに、マザコンでまだお乳のんでるらしい。 -----------------------
●帰ったらダーがオムレツを焼いてくれた。 皮むきトマトとタマネギベーコンソースをかけて。 とっても美味しかった。
ビデオに撮りためてあるドラマを見て、 しばらくしてダーはタバコを買いに行った。
携帯が鳴った。モギュちゃんから。 電話に出たら彼女は泣きそうな声で、思いっきり動揺してて、 「ネコひいちゃったー、どうしよう、どうしたらいい?」をくり返す。 私だってワカランのだけど。。取りあえず階下まで来てもらって、 脳内シュミレーションしつつ段ボールとタオル数枚持って降りる。 現場には。路肩に理想的な形で横たわるキジネコ様の背中が。
私はかけよる。
まだやわらかい。 まだあたたかい。
でも。 もうそこに「猫」はいなくて。 とてもきれいなキジネコ様のイレモノだけが。 思わず撫でてあげる。何度も。何度も。
「ごめんね、ごめんね。」 と、連呼するモギュちゃんと一緒に。 私も「ごめんね」を連呼。
病院へ連れていくつもりで持ってきた段ボールが 違う用途になってしまった。
ダーに電話してスコップ持ってきてもらって、 しばらくしてモギュちゃんの彼氏も来て、4人で キジネコ様のテリトリーであろうと思われる最寄りの公園の角に埋めた。
深夜になろうとする静かな公園。穴を掘る4人。泥、‥‥。。。 最後は枯れ葉で隠して。
…状況的にすっごい合ってるっていえば、あってるんだけど。 あまりにもぴったりすぎて笑えてしまった。
すべてが終わって、手を洗って、 入り口へ行こうとするとき モギュちゃんの携帯が鳴った。 動揺したモギュちゃんはたまちゃんの所にも電話したらしい。 モギュちゃんは少し話したあと「レイちゃんに代わってだって」。
電話代わったら、たまちゃんはキジネコ様の話じゃなくて 明日貸してあげるスーツの話を始めた。彼女の思ってるプランとか段取りとか。
私たちは罪の重みを省みたりしながら穴を掘って土に還して。 キジネコ様のいない明日…お陽さまの下での生活のことを。 舌の根も乾かぬうちに相談するなんてできないなあと思った。 いまモギュちゃんが「ごめんね、ごめんね」と思っていることや、 ダーやモギュちゃんの彼氏がここに来ていることや、 私も悲しいと思っていること、そういうこと大事にしたいと思った。 今夜のこれを「処理」にしてしまいたくないと思って。
すべてを知らぬにしろ、状況を知っていて そういう話をするたまちゃんに抵抗を感じた。
たまちゃんに任せるよ、と私。
それ以上 気の効いた言葉なんて。言えなかった。
私がいまいる世界は暗い公園で。 電話の向こうは明るいみらい。
-----------------------
●今日はふだん連絡ないようなひと、2人からメールが来た。 いつもはおとなしい電話も鳴るし、事故もあるし、 こころ休まる時ない感じ。あがったりさがったり。あわただしい。 1週間分の何かが駆け抜けた感じがした。ああ、もう。
なんていちにち。
・B型は自分がだいじ。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
My追加
↑My追加大歓迎です ・あなたの日々を熱烈熟読してますです。サンキウです。
★
【ご協力できませんか】千明美咲さんの命をすくう ★
|