2004年11月03日(水) |
★ しらなくていいことはしらないほうがいい |
先日、歯を磨きながら室内をうろついてたら ターリンがラジカセの上から「にゃーん♪」と呼ぶので そばへ寄ってあげた。 わくわくした顔でターリンがこちらを覗くので 歯ブラシの匂いをかがせてみた。
ターリンは、 (((うわっ。))) と、いう顔を思いっきりした。 ヒトでいうと眉間にしわをよせて後ずさる感じ。
それがあまりにもかわいい!ので、はぁー。と息をふきかけてみたり、 歯ブラシを近づけたりしてターリンの(うわっ。)を楽しんでたら (うわっ。)は(こりゃカナワン。)になって、逃げてってしまった。
夕刻 ひとりでむしパン(@中村屋)を食べてたら。 いい匂いがするらしくてひざに手をついて首を伸ばしてきた。 むしパンを近づけて匂いを嗅がせてあげるとターリンは鼻の下を舐めた。 むしパンの匂いはネコ的に「美味しそう」なのだろうと思った。
しかしウチでは大量に塩分糖分添加物が含まれるだろう人間の食べ物を ネコズにあげるという事を一切していない。 だからむしパンをあげる事はできなかった。
急に思いついて、卓上のハンドクリーム(ニュースキン)の蓋をあけて ターリンの鼻先に近づけてみた。 ターリンは(うわっ。)という顔をした。 やーん、かわいい。
蓋を近付ける。(うわっ。)
蓋を近付ける。(うわっ。)
蓋を近付ける。(うわっ。)
…というような事を楽しみ、
次に、ハーブティの匂い。 これは、ターリンもチャレンジできる感じだった。 舐めてみようかな、やめておこうかな、と迷っている様子。
次に、ダーのお酒(ウィスキー)の蓋をあけて鼻先に近づけた。 ターリンは思わず「ウニャッ。」と声をもらした。 (うわっ。)じゃなくて、「ウニャッ。」だって。かっわいー。 と、再度 鼻先に蓋を近付けると ターリンは思わず前足が浮き、 そのままくるっ。と後方へと逃げて行ってしまった。
子供の頃、お酒の匂いを嗅ぐとそれだけで酔ってしまいそうな気持ちになった。 ターリンもウィスキーの匂いに酔っちゃうんだろうか。
こんなイタズラが楽しい、 私は悪い飼い主です。きゃきゃきゃ。
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イラクで24才の青年が無惨な死を遂げた。
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ごうごうと吹き荒れる山嵐のなか、 登山家が止めるのも聞かず
「だいじょうぶっすよ。なんとかなりますよ。^^」
と、防寒服や装備も持たずフラッと、 雪山を体験してみたいから・という理由だけで出ていった青年は
神様のもとへ旅立ってしまった。
なんか、香田さんて 私から見るとそういう感じ。
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24才って、
おとな なんだろうか、 こども なんだろうか。
微妙。
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下世話な行為だとは思うけど、 ネットで彼の最後の画像(動画ではない)を見てしまった。 彼がどんな人であっても、こんな体験を彼はしなくてもいい筈だった。 例え彼がそれを知りたくて旅立ったのだとしても。
第三者として、その世界を見てみたいだけ。 そういう理由の旅路。
ネットで彼の画像を見てしまった、私も 結局は彼と同じことしてるかもしれない。 第三者として、気になる。それだけ?
生きるため・子孫を残していくため。 それ以上・それ以下の理由で殺しあうのは 人間くらいなものだと思う。
おろかな事だと思う。
空はきれい、青い、空気は冷たくて温かい、 ネコズはベランダで伸びてる、静かな午後、 階下にバスが停車しアナウンスの余韻を残す。
イラクの人々は こんな平凡な午後の幸せを知らないんだろうなあ。 私が、戦場に生きるという事の実態を理解できないのと同じように。
空のむこうの、海のむこうの、 実感の沸かない恐ろしい現実。
「無知」であることのよわさと、
「知」について少し考えた。
世界中が日本みたいだったらいいのに。 平和ボケしてる私のアタマはそんな事しか思いつかない。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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