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ねことおやつ
   
 

2004年07月12日(月) ★ 恋なんかぢゃない

昨日の日記をつけてMacちゃんを閉じてから、
テレビを観るダーのひざ元で一緒にテレビを観た。


ダーは椅子に座ってて、
私はダーの右足と左足の間に座り、腰に手をまわし、
ふとももにあごを置いて にっこり。

最近つきはじめたダーの腰回りの肉とか、こっそりつかんで確認してみる。
…それはもうヤバいのです。20代半ばにして中年太りに片足つっこんでます。
ひとのカラダって、なんて安心するんだろう。
Tシャツの背中とか もそもそ触ってるとそれだけで落ちつくのです。


   [ねえ、もうわたしたち“恋”じゃないよね。]

と言うと、
ダーは 一瞬だけ失恋したような微妙な顔をして私を見おろしたので、
私は、にっこり笑った。
ダーの緊張と観察はとけ、ダーも(つきあいで)にっこりした。

「じゃーなに、愛情?」

とダー。
そだね。私もそう思う、けど、

[“情”だけかもよー、ふっふっふ…]

と言ってみる。

けど、ダーも私たちが“情”だけではないことは解ってるのか
流されてしまった。今さらそんなセリフでうろたえてはくれんのだろうか。

おとといくらいから考えてたけど、私たちって、理想的な関係だなと思う。
平穏でとてもまるい生活。



私はダーを安心していて、好きだ。
これは 恋とは いわないのだろうか。

いつか、本当に“情”だけになってしまうんだろうか。
そのときも、こんな風に[しあわせだな]と思うんだろうか。
Tシャツ越しに触れる背中の感触は安心感をくれるのだろうか。



いままで誰とも至った事のない域にまで、
私たちはこのまま過ごせるのだろう。

なんの不安もなく チラッとそういうこと、考えてみる。





父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

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