ALC ビル リフォーム -★-

 

 

ねことおやつ
   
 

2004年02月06日(金) ★ ビー玉蝋燭

[…それくらいのイベントをやるんだったら、入場料幾らなの?]と訪ねると
無料でやりたい と寿先輩は言った。

「例えばそのアーティスト呼んで400万の価値があったとして、それは支払えないから100万で とかそういうのじゃ、いやなんだ。100万にしてしまったら、それはアーティストにとって100万のライブでしかなくなる。そうじゃなくて、【無料】でというところに…(自分は価値を見いだしているんだ)」

「それで、それを高校生にやらせたい。フン。って感じの高校生達に参加させてやらせたい。」

寿先輩の中にひらめきが起こって、いまそれが実現できたらいいなと思っている。そういうお話だった。それはとても素敵な事のようだった。寿先輩の話には夢があった。話していて私もいつの間にか夢を見ていた。とにかく今回はゼロから始める大掛かりなイベントのお話で、冷静になれば壮大すぎてできそうにもないよ、と言ってしまいそうなお話だった。それでも、なんだか寿先輩なら実現してしまいそうな気持になった。

何も確実なものもお金も知識もないのに。

いつやるの?と訪ねると「やるなら絶対、今年の夏。」
えー、急がないとじゃん。大変だよー来年にしたら と言うと 来年だったらもうやらない と寿先輩は言った。

【絶対、今年の夏!】っという顔をして。

          - - - - - - - - - -

帰って、湯舟に浸かりながら 話していた時の寿先輩の事をなんとなく思った。
あんなにも壮大すぎて難題のようで 魅力的な思いつき。思わず人に夢を魅せる。そのくらい情熱的に話せるひとなのに、自身は常に暗い影がまとっていた。
彼は何を生き急いでいるんだろうか。
彼は感性に富んでいて、そして悲しい。

彼の影は濃く、染みになった。



  彼の人生もまた、長くはないのかも知れない。


と、何故か 山田かまち と重ねて考えていた。
それはちょっと悲しい思いつきで、嘘だったらいいなと思った。

          ------------------------------


高崎にディスコが出来たんです。
ディスコって、行った事がない。今日は無料デー&お酒1杯300円だというふれこみだった。ちょいとその世界を見に行ってみる事にした。


入ると人が割といた。

ところで、何かが私のこころを震えさせていた。
皆、個々に楽しんでいるのに笑顔なのに なんだかとても怖い感じがした。
落ち着かなかった。(今、思い出すとお腹がキリキリしてきた。)
どうしてだろう、クラブと変わらないのに。
落ち着くためお酒を流し込んだ。


少し踊って 偶然出会った寿先輩と、ダーとでカウントドラキュラへ行きソファに座った。そして上記のようなお話をして、またディスコに戻った。

店内に入ると、手が痺れた。
私の何かが明らかに震えていた。
しばらくすると、和らぎ その感覚は消えた。



「体が異常を感じると言う事は、体に悪いと言う事なんだ」と、寿先輩がさっきの席で言っていた。違う話題の時の言葉だったのだけど、

   きっとこの場所は何かある。私の心には悪いのだろう。とその時 思った。



ちなみに、ディスコは70'S・80'Sな踊りやファッション・カルチャー的なものを見て勉強?しようと思ったのに、皆地味だった。クラブキッズがわれがちに踊っていて、雰囲気は押されていた。ディスコという感じじゃなかった。京都・関西で言うとイズントって感じ。
もっと、飯島愛な格好した人がいると思ってた。

ひとつ、いいところがある。それは年齢層がクラブより高いということ。踊っている人を見て嬉しいなと思った。大人の?イー年の人も、ぜひばんばん出て来て楽しんで欲しいと思った。

あああお腹がイタタタ…。。。



父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥

レイ 

My追加
↑My追加大歓迎です ・あなたの日々を熱烈熟読してますです。サンキウです。



【ご協力できませんか】千明美咲さんの命をすくう