2003年12月06日(土) |
★ ねこのキラキラ/きらきらいきらい |
夢を見た。
知らない街を歩いて‥急な緑の斜面にある砂利道がその街の歩道だった、その斜面の下を車がびゅんびゅん走っていた。人に道を聞いたりしながらその場所へ向かった。 どこかの大学の講堂で、100人くらい集まり何かの打ちあげパーティをした。
舞台の方がお酒やらお料理やらのゾーンで大体の人がそちらで雑談をしたりしていた。 数えきれない沢山の人がいたけど、皆私を知っていて、私も気軽に会話をしていた。
楽しくて 空いたフロアに居る皆と くるくる気ままに踊っていると、 昔 永い事敬愛してきた男友達が出て来た。 この人はときどき突然 私とふたりの空間に連れ出してくれる人だったので、 その時もそうだった。 ふたりでパーティを抜け出して歩いた。 道中、(現実の世界ではそんな出来事はなかったのだけど、) ‥ちょっともつれあったりした。 私の事をとてもよく知っていて簡単にツボを押さえられ、 簡単な恋に落ちるような予感がしたりした。
だけど それは それだけ。 予感というのはその実、錯覚なのだ。
ラーメンを食べた。 いろいろ話した。と、思う。
ふたりで会場に戻ると、パーティはもう終っていて大半の人が帰っていた。 主要スタッフだけ残っているような感じで 最後の雑談みたいなのをしているような、なごやかな雰囲気だった。 誰かに呼ばれてそちらへ行くと 高校3年間+1年つきあってた彼氏が数人と居た。 別れて以来会ってなかったので駆け寄って話そうとすると 彼は胸をはったポーズをしてみせた。それで彼が身長が伸びた事に私は気付いて[のびてなーい]と言った。笑った。数日前に彼とは電話していた。約束のフィルムを持って来てくれていた。「2時間と1時間、どっちがいい?」と聞かれたので 何が入っているのかも解らず[せっかくだから手間のかかった方を貰うよ]みたいな事を言った。[ちなみに、それは何の機械で読み取れるの?]と聞くと(そのフィルムはスケルトンな手のひらサイズで見た事のない形状をしていた。)「これは‥分のを倍速で縮めたもので、8mm映写機があれば見れるよ」みたいな事を言った。ウチにはそんな機械はないので[あーそっか。ROMに焼いたりできない?‥また別の日にROM貰おうかな。]とか言ったあとで[あーでも奥さんに怒られるもんな]‥彼はヤキモチ焼きな女の子と結婚したと実家の方の友達から私は聞いていた。
‥どうしようかな。 とか、考えたら 目が覚めた。
瞼が開く瞬間に ターリンが映り、 そのターリンも目覚めて ひどく間抜けな顔であくびをした。ターリンは、目覚めるとともに壊れそうにゴロゴロを言いながら 私の手を毛づくろいしてくれた。
ターリンの向こうに、泥酔するダーの背中のしましま。
あーん、よかった。
と、何故か思った。 ひどく幸せな気分。 それでターリンとしばらくじゃれて、起きてエサを作ってあげた。
うわき、した?
最近 私とターリンとダーで川の字になって寝る。 ターリンは眠る時は私の胸の所で人間みたいに布団から顔だけ出して眠るくせに、起きる頃にはダーの背中に身体をつけて寝ている。ターリンも寝返りを打つらしい。‥私が目覚める瞬間を感じ取って起きてくれたのかな。 モテた?夢より愛する現実。‥なんて、目覚めたこの世界は 幸せなんだろう と何かを噛みしめるような気持ちになった。
しばらくしてダーが起きて来たので 私はコーヒーをたてた。
窓の外は午後、 雲が急に切れてあかるくなった。
------------------------------------------------ 最近、思い知った事がある。
猫好きを主張してきたのだが、そうでもない。 猫なら何でもイイ!って訳でもないのだ。 やみくもに猫だったら何でも愛せるとかじゃないのだ。
私は 私を好きな猫が好きなのであって、 私は 私を嫌いな猫は、だいきらいなのである。
半径2m以内に近寄って来ず、隠れるかのように部屋を歩き回り、まるで野良猫のように 私たちに懐かないハナちゃん。そんな風に歩かれると余計目につくし気になる。でも近寄ればダッシュで逃げるし、抱き上げれば力づくで逃げる。できる限り見ないでじっとしていてあげないといけない。 それでもゲージに戻さなくてはならない時もあって、そんな時は格闘の末に爪痕に血が走るし、フーシャーされた挙げ句 ウー とかって言われ、ほとほと愛想も尽きる。
そんなハナちゃんも最近は少し(数秒間)だけ抱かせてくれるようになった‥かと思えば、手を放した瞬間 フーシャーされる。。。 ブラシッングは好きみたいで、ゴロゴロ言うのだけれど 何かの拍子にウーとかって言ってるし、仲良くネコジャラシで遊んだ!?と思ったら、凄いイキオイで逃げたり威嚇したり。もーわかんないのだ。きらい。
------------------------------------------- 今朝 あんなに幸せな気分で目が覚めたのに 眠る時は最悪だった。
夕方 ダーとふたりで出掛けた。 ネットで得た情報を元に「松屋」というラーメン屋へ行った。 とてもまじめなトンコツの味がした。個性はなかったが今風トンコツで美味しかった。だけど何かが足りない。関東人にトンコツを作らせるのは無理なのか!?と疑問を抱きたくなるくらい「感激するようなこってりラーメン」に出会えない。群馬の人はこの地をラーメン激選区とかって言ってるけど、今のところ通いたいと思える店がない。 ‥そんなデートを楽しくしていたら、ダーの携帯に連絡が入った。 ダーは誘いを断わらなかった。 それで、夜になるとダーは出掛けて行った。
私は一人でいつものように部屋で過ごし、テレビを見ながら立派な山になったダーのカッターシャツと制服にアイロンをかけた。1時間ちょっとかかった。疲れた。
ハナちゃんは私をじっと見て構え逃げたりするし、パソコンデスクの下に座り込み決め込むのはいいけどコード噛むしひっぱるからめちゃめちゃになった。これで数度めで注意しても聞かない。[ダメだよ]と言いながら近づくと威嚇する。いい加減イライラして来た。イライラしてきたから、模様替えした。パソコンデスクの下が部屋の総てから視界に入るように配置しなおした。
12時頃にダーからの着信があったようだったので、電話した。 ずっとずっとずっと話し中だった。 きっと掛けなおしてるとイライラするだろうから電話するのはやめた。
毎週毎週金曜ダーは飲みに行く。金曜の夜だけで済めばいい。 休日午後遅くから起きてきてもっとゆっくりにふたりで出掛けて 間もなくまた飲みに出掛けてゆく。ダーは断れない人で、つきあいがあるのは解るのだけど毎度のように断わらない、ということは 結局私ではなくて飲み仲間を優先したという事だと思う。ものごとを自分で取捨選択するという事をしない。だったら 永遠に流されるように飲み続ければいいんだ!私なんかとつきあわないで!きらいだきらいだきらいだ。
なんで、私のことを嫌いな猫の食事やトイレや室内(ゲージ)掃除をしなくちゃならないんだ。 なんで、どこかで浮かれ遊んでいる人のシャツを週末だと言うのにアイロンがけしなくちゃならんのだ。
あまりにも、くやしすぎる。 いら立ちと悲しさで頭がキリキリしてきた。
総てが終ったのは夜中3時半、部屋には暖房機具がなくて空気が寒い。 寝ようと思って横になった。寒さといら立ちで暖まらず指先が冷たく頭が痛い。 眠れなくてうたた寝のようなものをしていると4時半頃ダーが帰ってきた。 それでもっと眠れなくなった。
ごめんとかすきとか、もうそういうことでまかなえない気がする。 この先 これをずっと続けていくのかと思うと絶望する。 とにかく、今は疲れた。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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