「最近日記描かないんだね」と、ダー。
いえ、そうじゃないんです。 時間がないんです。
何をしたか とか 全く記憶に残らないような些細な雑事の蓄積で、 時間とゆとりがないんです。
ちょっとの隙間を無理矢理作っては吐出すように、更新! ‥‥してみたいなー。。。。
記したい気持ちや事由は沢山ある 忘れてしまいそう きっと、忘れてしまう。
いまいちばん新鮮な切り口をひとつ。 -----------------------------
‥ダーはそんな事を話したあと、
ちいさくてこまめな雨のなか 大久保のホルモンとビールを持って いそいそと 友達の平家建てのアパートへと 車を降りた。
いちにちの隙間をぬって友人の元へ遊びに行く人を送って その帰りの車内は 静かなので、懐かしいミックステープの音量をあげた。 もう、何の曲を収録したかすっかり忘れてしまっていて 音楽の趣味のあう他人が作ったテープを聞いてるみたい。
曲が終って、静かになって、 そして始まった曲にびっくりしてしまった。
ずっと、聞くまいと思って頑に封印していた音が流れてきた。 1年ぶりくらいに聞くその曲は、私を苦しめはしなかった。 懐かしい、と言えるほど遠くもなく、 メロディを楽しみ喜べるほど 近しくもなかった。
苦心して録音した歌はとても丁寧に歌われていた。 ベースとギターはひとつになっていた。 ドラムのスネアはこそばゆいくらい目立って聞こえるのに バスドラが全然見えなかったりした。 車のオーディオで聞くと随分 不器用に聞こえる。
ずいぶんいろんな所でいろんな人とこの曲を聞いたと思った。 この曲を創りあげてる音らの癖を 細部まで知ってる。 染み着いてるんだ たぶん
そして こんなところで聞くなんて。 これが最後だろうか。
いま、聞いてもこの音は不器用に伸びていて 輝いてると思った。
私と一緒に にじいろを作った人らと 私の知らない所で 監視と叱咤罵倒で拘束しあう人らは まったく別の人種みたいだな。
ああ たぶんそうなんだ
と、急に 妙に納得した。
だって、私はその人たちをしらないんだもの。
私の記憶は そうして また別の箇所で更新された。 その前の更新は ちょうど2年前の今くらいだったような気がする。 自身でそうやって自分を操作してるのかもしれないとも思う。 彼と友達でいれたのはそういうノウミソシステムのオカゲなのかもしれない。
ちょっと、壊れてしまう寸前の音も聴いてみたかったかな と初めて思った。
だけど多分 目に映らないものが見えちゃうから 悲しいと思うだろうな やっぱり聞かなくてよかったかも と、思った。
また わたげになって飛んで地に落ち 個々に根をはりみどりを伸ばし また たまには花を咲かせたりなんかして また こんな風に青春みたいな 生きた音を また 産んで欲しいです。
また。
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※大物になる精神的才能を、兼ね備えてなかったのかも。 それがとっても残念なところ。
山高きが故に貴からず 樹あるをもって貴しとなす。
この古い家の台所のカレンダーのありがたーい名文句、今月版。 まさに これが必須だと思われます。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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