峠の湯にダーと行った。 ダーは朝から届ものをしに会社に行かなくてはならず、そのため寝不足で休憩所のソファでいびきを掻きはじめた。私は 再び湯に浸かることにした。 以下は今朝 2回めの湯をあがってからゆるりと やっと混み始めた館内を眺めつつ 夢見がちに充電するひとの寝息の傍らで、携帯にメモをした記憶。
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露天風呂の絶景とちょうどよい風、 口をあけポカンと総てを呼吸してるとひとつになった。
緑がにょきにょきりょくりょくと伸びをしてる。 崖みたいな山がむこうで空の裾を飾り小さく高く鳥が飛んでいた。 風は湯気と私のこころをくすぐり、なんだかすてき。
おんなのひとらの肌は 陽に透けしろく反射して やわらかで優しいつくりものになった。
この世界が景色が、肌触りが変わらなければいいなと思った。 ぼんやりと妄想が弧を描いて反転する。
例えば、こんな。↓↓ --------------------------------------- 昔は田舎街は都会を目指してまちになった。 これからは都会が自然に帰る時なんじゃないだろうかと思ってみる。
「何もない田舎街になろう」っていうのも素敵よきっと。
緑は、 すぐに都会を許して街を包んでくれることでしょう、私はそう思う。
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帰り道、古代に溶岩が作りせり上げられた山を眺めながら車は走った。 岩を包むように 大人の木が茂っている。 ところどころ、岩が裸になって見えている。とてもおおきな山だ。
そう、こんな風に。 みどりはつつんでくれるだろう と思った。
長女姉様が靴箱から下駄をおろして 鼻緒を代えてプレゼントしてくれた。 とっても素敵なの!
この夏の必須アイテムなのです。
(0625 みどりの景色を追加。)
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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