夏を思わせる匂いの風が吹くので ビヤガーデンに王子とダーと行った。
閉宴1時間前に入ってしまったので、スグ追い出されてしまった。 ものたりないので 近所のレトロな居酒屋へ行った。 そのあと、チエチャンが来た。
チエチャンはお腹がおっきくなっていた。 数カ月前あった時は赤ちゃんなんて影形もなかったのに。 かわいい妊婦さんはウーロン茶、ダーらはビール、私はチュウハイ。
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王子が口をひらいた。そうだ、また みんなで集まりたいよね、だけど 「(ダーが)モトモトカノはちょっと、(呼べない)っていつも言うんだけど だからみんなで集れないんだよ どうして?」
(それは私が モトモトカノと会うな禁止令を出したからです。 またこんなことがあったら(そんなことがあった)別れる。と宣告した。)
それでその「そんなこと↑」をかいつまんで説明して 私はもうイヤなんです、我慢ならんのです と、ぶちまけてしまった。
チエチャンはモトモトカノの仲のよい友達だし 王子だってモトモトカノの事を好きな友達だと思っているし
「えー。モトモトカノはイイコだよー」 「恋愛なんかじゃないって。」
とか言って モトモトカノの事を理解してもらおうとしてくれた。
気持ちはよくわかるんだけど イイ人なのとかわかるんだけど だけどそういう事じゃないんです。私なりに苦い思いで努力しようとしてる時に 私の恋愛倫理や概念がぶっとぶ行為がおきたんで 台風に至った訳です。
とか言ってたら 王子が 「そんなこと 関係ないよ」 と言った。
「関係ないよ」と、前にも言われた事があった。 そして、いつも扉は閉ざされる。 これは彼なりの、人と語り合いたくない時の切り口上なんだと思う。 王子にとってはモトモトカノが大事な訳で よく解るんだけど 話を深く掘り下げて話さないのって 最後までつきあわないのって 深く知りあおうとしないのは 関東人スタイルなの? なんか、それって冷たくない?
関係ないよ と言われたら何も言えないよ。
と返した。 王子は黙った。
渦中のダーは ひとり逃げて仕方なく笑っていた。
本当は、もうこの事で私は怒ってはいなくて、ただ その時の怒りをぶりかえしてちょっとアツく話してしまっていた。モトモトカノを好きな人に対して 悪かったな と思った。
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モトモトカノ側にいる人には 私の信じてるものや見える景色なんてまったく理解できないだろうと思う。それでいいんだと思う。 私だってそうやって 自分の好きな人や自分を守ってる。
そして、こんな話をしている私は醜くて くだらない。
いつか この醜さの繰り返しに耐えられなくなるだろう。 そのとき、この事由をクリアするかリセットするか。 どっちにしろ どっちかで、 私のいない所で酔うたび モトモトカノと連絡をとろうとするダーに 騙しあいみたいで 私はいつになっても、
目をつむることができない。 そして、なにも乗り越えられない。
そんなんだったら 最終的には、みんなのためにも自分のためにも ダーはモトモトカノとつき合えばいいんだ。と、つい思ってしまう。 多分うまくいく。なんでも。多分、家の事も。
ほら、くだらないことで 大事なものを棒に振ろうとしてるんだ。
とってもくだらないよ。
父長崎人+母福岡人=純血の九州オンナ、福岡に産まれ、
関東→京都→佐賀→京都→横浜→群馬と流れてます‥
レイ
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