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2005年05月07日(土) 再会・第2弾

先週くらいかな、幼馴染のI木ちゃんに「来週末(今日のこと)に中学の部活連中で集まろうって話があるんだけどー」とメールが来まして。
ホンットに突然だったんですよね。
メールが来た時点で「来週やるんだけど」ってそりゃねーよ、みたいな。
でも、どのみち母の日で実家に帰る予定だったし、ちょっと顔を出す程度なら行ってもいいかなーと思っていたんです。
でもそれきり、一向に連絡が無い。
木曜日になっても連絡がない。
アキラ自身が行く気ダウンしていたので自ら連絡をとろうともしなかったんだけど(苦笑)
中学時代の先輩後輩同級生、全部合わせても連絡先がわかっているのはI木ちゃんのみなので、彼女からの連絡だけが頼り。
というか、I木ちゃんとは高校も一緒だったので、彼女を高校時代の友人というカテゴリにくくってしまうと、中学時代の友人で連絡先がわかるのはゼロだ(^.^;)
友達少ないねぇ…(今更実感することではない)

それが、昨日になって「明日18時に○○駅前集合になったよ!行ける??」とメールが。
ホントに土壇場になって決まったねぇ。
アキラが中2の時の部長だったI江先輩が取り仕切っているらしく、彼女にアキラの携帯番号とメアドを教えていいかと訊かれたのでそれは承諾。
んー、でもアキラはI木ちゃんから連絡もらえればそれでいいけど…。
I「ごめん、私はパス」
こーらーーー!!!!

今朝、I江先輩から電話が来まして。
何年ぶりになるかしら、かなりご無沙汰しております。
挨拶もそこそこに本題。
I江「で、今日は来るよね?」
軽く脅し入ってますが(苦笑)
ちなみに、メンツを訊いたらうちの学年が1人もいない!
おかしいだろう!!
だって、そもそもこの話が出たのは、I木ちゃんをはじめ、うちの代の連中が何人かで会った時に「集まりたいねぇ」って話に火がついて、トントン拍子でこういう展開になったそうじゃないか。
I江「そうなんだよねぇ、おかしいよねぇ、4代に渡って集まるっていうのに、アキラちゃんの代が来ないってのはおかしいよねぇ」
だから、その言い方に脅しが入ってますってば(苦笑)

ま、純粋に懐かしい面々に会うっていうのは楽しみですし、部長から直々に電話されちゃ行かないわけにもいかないっしょ(苦笑)

I江先輩はね、決して恐いわけじゃないんですよ。
いかにも先導者の血が流れてるっちゅーか(苦笑)、場を仕切るのも、人を誘導するのも、嫌味なく出来る方なんです。
その手腕を中学時代から出来ていたんですから、素晴らしい先輩です。
その先輩に、アキラはすごくかわいがっていただいたんです。
アキラのパートには先輩がいなかったので、I江先輩がパートをまたがって面倒見てくれたっていうのもあります。
だから、アキラもI江先輩をすごく慕っていました。
自分で言うのも難ですが、それだけ関係が密なんですよ。
年月が経つに連れて、お互いが忙しくなって連絡をとらなくなってしまいましたけど。

夕方、待ち合わせの駅に降りたわけですが、アキラは高校時代に県内で引っ越しているので、実家の最寄駅と中学時代の最寄駅は違います。
なので、この駅に降りるのも年単位で久し振りです。
「駅前の○○っていう店になったから」と言われても、脳内の地図に無い店だとたどり着けるかどうか不安になります(苦笑)
そうメールしたせいか、I江先輩が駅前で待っててくれて。
ア「あ」
I「あ」
ア「どもども、おひ」
I「何人かはもう先にお店に行ってるんだけど〜…」<アキラの発言を切った。
ア「………はい、先輩!(挙手)」
I「ん?」
ア「会うの、7〜8年ぶりなんですが、まず一言何か無いスか?(苦笑)」
I「あぁ(苦笑)もぅさー、全っ然久し振りって感じしないんだよねー!」
同じようなことを昨日も思ったし言われたなぁ(^.^;)

なんだろ、いろんな人に言われるんですよ。
「アキラとはどれだけ久し振りに会っても、久し振りって感じが全然しない」って。
それってアキラが全く成長してないってことなんでしょうか。
「久し振りって感じがしない」って言葉に嬉しいような切ないような…。

それはともかくお店へ移動しまして。
そこでもっと懐かしい面々に再会!
1期下で部長も務めたK世ちゃん、2期下のS子ちゃん、N原さん、Y田さん。
遅れてI江先輩の代のU海先輩にS木先輩!
もぅ、懐かしすぎてきゃーきゃー言いっぱなしでした。
今回は、やっぱり急すぎてこれしか集まれなかったけど、それでもやっぱり行ってよかったと思いました。

しばらく、中学周辺の話で盛り上がってました。
やれプールがなくなるだの、駄菓子屋がなくなっただの。
随分前に住民ではなくなってしまったアキラは、脳内で地図が再生されなくて「○○公園ってどこだっけ??」とか「△△道路って???」とか言って、みんなに一生懸命説明してもらいました(笑)

そしてそして!ここで真打登場!!です。
K谷先生登場!!!!
K谷先生は、部活の顧問でもあったけど、アキラにとってはそれだけではなく、中2〜3の2年間の担任であり、生徒会の顧問でもあり(実は生徒会役員でした)、高校の先輩でもあります(笑)
そして彼は、アキラが唯一「恩師です」と言える先生です。

クラスの中でも部活の中でも、一番子供で一番大人。
授業はいっつも無駄話ばっかりで、たまに「今日は真面目にやる!!」とか言うと、予定していた課題は15分で終わってしまって結局残り30分は無駄話になってしまう(苦笑)
そもそも、「今日は真面目にやる」という宣言もいかがなものか…。

とにかくね、やんちゃなんです。
まぁ若かったのもあるんでしょうけど。
I江先輩が入学した時に、K谷先生も教職1年目だったので、当時23歳とか24歳とかそのへんでしょ。
運動会では生徒を差しおいて一番盛り上がっていたのもこの先生(笑)
だけど、締めるところはしっかり締める先生でした。
怒るととにかく恐かった(苦笑)。

時々物議をかもしたりもして、いい意味でも悪い意味でも伝説を残した人でもあります。
なんだろうなぁ…解りやすいところで、『ゲノムコントロール』をやって世間に問題提議した兄のような感じかしら。
性格は、村田兄弟を足して割らない感じ(笑)
あ、でも兄の我儘な部分は差し引いてちょうだい(^.^;)

無理難題をふっかけられても「なんとかする!」と言ったら本当になんとかしてしまう人でもありました。
好き嫌い分かれるような人でしたが、アキラはK谷先生の姿勢とか生きる勢いみたいなものにすごく惹かれて、尊敬さえしていました。

そんな先生が来たわけですよ。
アキラはね、ぶっちゃけ、もう一生会えないんじゃないかと思っていたんですよね。
連絡は取ろうと思えばすぐに取れるとは思うんだけど、奥様がなんちゅーか…閉鎖的っていうか、結婚したことも子供が生まれたことも、あまり周囲に知られたくないのよ的な感じで、ホンットにごく一部の人にしか知らせないような人なんです。
ちなみに、奥様はアキラが高校時代に部活で一緒だった2期上の先輩。
アキラは別のルートでいろいろ情報を得ているけど、すごく閉鎖的なにおいを感じるわけ。
だからねぇ…そりゃ遠慮もするってもんですよ。
そんなわけで、もう二度と会えないと思っていたわけです。

K谷先生も、今日アキラが来ているとは露ほども思っていなかったらしく、(飲み屋の個室の)部屋に入ってきてアキラを見て固まる(爆笑)
しばらく見詰め合ったまま互いに固まってました(^.^;)
まるで、互いに新種の生物を発見したかのような眼差し(笑)
新しい携帯でバシバシ写真を撮ったのは言うまでもありません(バカ)

ようやく乾杯となった時に、ふとK世ちゃんが一言。
「みんな、先生と出会った時の、先生の年齢を越しちゃいましたね」
その言葉は感慨深いものがあったけど、先生はちっとも変わってなかったです。
相変わらずやんちゃだし、見かけも若いし。
強いて言えば子育ての話をする時に「お父さん」の顔をするようになったことくらいかな。

こうやって時間は流れていくけど、K谷先生との思い出が全然風化しないのは嬉しいですね。
堰を切ったようにいろんな思い出がみんなの口から出てきて、まるで今その時を過ごしているかのように話していたので、終始笑いっぱなしでした。
部活の話以外でも、中学時代にお世話になった先生の話でも大盛り上がりです。
特に、I江先輩も教職についているので、「今○○先生と一緒の学校なの」とか「あの先生は今△△学校だよ」とかいう話にもなって、会話がよく膨らみましたねぇ。

中学時代、直接教えてもらうことがなかった先生のことでもよく覚えているということは、きっとそれだけ、中学時代が充実していたということなんでしょうね。
アキラは1時間くらいで帰らなければいけなかったので、後ろ髪を引かれる思いで中座しましたが、絶対「次」もやるとのことだったので、その時は何時まででも付き合いたいです。

あぁ、実家への電車がなんとも寂しかったこと…。
次はもっと早くから決めて欲しいですな(苦笑)


2004年05月07日(金) 相変わらずのお方。
2003年05月07日(水) 時間差で取得
2002年05月07日(火) 花の子ルンルン


柏木 暁 |MAILHomePage

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