Have a precious life !
DiaryINDEXpastwill


2003年07月05日(土) 「観せもの」と「魅せもの」

Gacktのショーを観て参りました。
午前中に洗濯と掃除をすませ、会場には、開場時間ギリギリに到着です。
いやー、今日は暑かったね!

『上弦の月』ツアーのラスト・横浜アリーナ2daysの1日目。
今日は立見席だったので、整理番号順に入場です。
指定席だったら、それこそ開演ギリギリに行くんだけどね。

でさー、ただでさえ行くだけでも疲れるのに(毎回のことだ)、開場が遅れるからもっと疲れるじゃん(これも毎回のことだ)。
そいでもって、開演も遅れるからもっともっと疲れるじゃん(これも毎/以下略)

行くだけで疲れるのはアキラのことだからいいとして、開場も開演も遅れるってのがもうテンション下がるよねー。
Gacktのことだから17時開場・18時開演とはいえ、1時間くらい軽く押すだろうね〜とか言ってたんだけど、ホントに1時間ずつ押すってどーよ?
予想通りとはいえ、すっげー疲れたさ。
しかも座るところがない(立見席はアリーナ席後ろの通路をあてがわれる)から余計にな。
まぁ、構わず座ってたけど(笑)

今回のツアーは、どこも行ってないので、ラスト2daysにして初参加。
『下弦の月』ツアーからどう変化させて創り上げているのかが非常に楽しみでした。
アルバムを新たに出したわけじゃないから、基本的に素材は一緒。
だから、前回のツアーと曲順を変えるくらいじゃおもしろくないわけですよ。
いろいろと演出も考えてくれないと。

…と、期待をしていたんですけど。

彼のコンサートは、ライブ(生)であってもライブ(普段口にする時のような意味)ではないのです。
過去にアキラは言い切ったけど、エンターテイメントショーなんですよ。
観る場所で受ける印象が全く違ってきてしまうんですね。

今日のアキラが観た場所は、かなり後方でして、ステージ上のメンバーが小指ほどにしか見えないくらい。
前ツアーのように、2曲目と3曲目にダンサーを従えて、アクロバットを交えた演出を取り入れてまして。
これは非常に見事でした。
鳥肌が立ちました。
同じ曲でも、踊りを変えるとこんなにも違って観えるものか、と。

でも、凄かったのはここまで。
この後はどうにもこうにもテンションがあがらなくて。

新曲「月の詩」では、子供(というか少年)をエキストラといいましょうか、起用してまして。
で、Gacktとその少年が何やらやってるんですけど、いかんせん遠くて(ステージ後方でやってた)、何をやってるのかさっぱり解らないから、何も伝わって来ないんですよね。
スクリーンがないから、双眼鏡でもなければホンットに理解不能で。

Gacktの過去の横アリ公演では、客席の中にもステージを作っていて、途中、そこで歌うこともあったんですね。
今日はそのセンターステージがなかったんですけど。
その演出をセンターステージでやるとか、せめてステージの前方でやるとか、それに加えて、少年の動きをもっと大きくして「観せる」べきだと思う。
あれは大事な演出だと思うのですよ。
だからこそ、何をしてるのか、何を伝えているのかをはっきり観たかった。

「魅せる」というのは、「観せる」ことが出来て初めて成り立つのだし。
もちろん、全部が全部そうだとは言わないけど。

きっと、前方の席で、しっかり観えていればもっと楽しめたのかもしれない。
魅せられていたのかもしれない。
この点は、明日に期待。
もっとステージに近い席にいけるからね。

アンコール終わりも含めて、演出はよかったです。
でもなー、テンションがあがらないまま終わっちゃったんですよねー。

開場・開演が押して疲れたのも原因の1つだけど、それ以外にもあってねぇ。
アクロバット演出が終わった後の曲たちに、どうしても入り込めなかったし、なんといっても、今日はGacktの言葉に興冷めしまくってました(あーぁ)

G「夢の途中でくじけそうになっても決して諦めないで。僕がいるから」
君がいなくても決して何も諦めないし、君に支えられなきゃならないようなちゃちい人生送っちゃいねぇぜ。みたいな。
まぁ、これは某道化師バンドの歌い手さんが同じようなことを言った時にも、同じように思ったけどね。

あとは、メンバーに対して「人として言っちゃいけないだろう」的な発言をしてたんですよね。
1万5千人の前で。
いくら仲間に対する冗談でも、時と場所をわきまえるべきだと思うのよ。

MCを挟んで、後半は「歌えや踊れや」なステージなのに、全然そんな気分になれなくて。
一緒に行ったKちゃんと2人で傍観者に徹してました。

ショーの演出は、自分が見えなかった部分を除けば、いいものだったと思います。
でも、トータル的には楽しめなかったですね。
アクロバットのところだけかなぁ、自分的に盛り上がったのは。

そうそう、アンコールが終わって、Gacktが消えて(消える演出だったのよ)、映画『MOON CHILD』のテーマ曲がエンディングSEで流れてきたのですよ。
その瞬間が今日の中で一番感動したってどーよ?
映画はともかくとして、音楽はよかったからねぇ。


セットリストは今日は割愛です。
なぜなら、途中、客を煽る定番曲「Mirror」で、延々と客を煽ってて、あまりにしつこくて、途中で出ちゃったからです(苦笑)
戻ったらMCで。
そのMCに興冷めして、また退出(苦笑2)
数曲して戻ったんで、アキラ的セットリストは欠けてますんで、知りたい方はファンサイトへどうぞ。


明日はどうなんだろー。
まずは自分のテンションよね。
開演前はKちゃんと気持ちを盛り上げるようなことをしていよう(笑)

明日、ライブの前に丸井のバーゲンに行くんですけど。
バーゲンの方が楽しかった、なんてことにならないことを祈る(爆)


2002年07月05日(金) 久々の大ヒット


柏木 暁 |MAILHomePage

My追加