2002年06月26日(水) |
「ゴースト・ワールド」 |
ミニシアターで公開されたとき、ぜひ行きたかったけど行きそびれてました。やっとビデオになってくれてよかった。
ソーラ・バーチ(イーニド)が18歳の高校卒業した女の子やってます。 黒ぶちのめがねが、妙に似合う。髪型と眉の形のせいでしょうかね。 女友達と2人、クラスでも変わった子といわれる部類の子です。当然、彼女の素敵だと思うものや「ダサい」と思うものとかは、はっきりいって普通の人からは「なんで?」といわれるものなんだけど、それがイーニドらしさなんだよね。一貫して人間に対する評価は「バカ、はだめ!」なんだけど、そこがわたしと少し似ていて、とっても楽しかった。 もうはるか昔に高校生だった当時のわたしは、自分で自分のことを「変わった人」だと思ってました。 そして、今娘がいる身になったわけですが、彼女も自分のことを「みんなと違う」と思っています(笑)。 イーニドがどうしても興味を持ってしまう中年の男がS.ブシューミ(シーモア)で、これがまた、すてきだった。不気味な役をやったらばっちり、の彼がこの作品では、もしかしたら普通の人?と思ってしまう。でも、十分オタクなんですけどね。こんなともだちいたら、楽しすぎる。 妙に各所で共感を覚えてしまう映画でした。 ラストはああやって終わっちゃったのはちょっと、物足りない気がした。 (6/28記)
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